弱くても強くなれる場所
どうも、けーいちです。遂に師走、物語も第9話果林さん回です!
9人目の色といっても過言ではない瞬間、しっかり振り返って行きます!
私でいられる場所
ここは本当の弱いわたしを抱きしめてくれた大切な場所 でも、もっと もっと!
同好会の中では一番最後に加入した果林。ついクールなイメージを優先して本当の気持ちを素直に出せなかった彼女を肯定してくれる同好会。間接的にもこれまでの同好会に関わってきた彼女がどんなスクールアイドルを目指しているのかも気になります。
モデルをしていた時から他の生徒に声をかけられていた果林。彼女が応援してくれている人を大切にしていることも良くわかります。最近はスクールアイドルのファンも増えてきたようです。
ハーフせつ菜かわいい…… 二人集まっただけでも注目が集まるあたり、同好会の知名度もぐんぐん上がっているようです。
10人の同好会の日常。こういう他愛もない日常に果林さんが溶け込んでるのを見るのも心地いいですね。
次なるステップに向けて、改めて今後の活動を話し合っている中連絡が入る。
遙との再会を喜びつつ、もう一人の訪問者に気づきます。
藤黄学園のスクールアイドル 綾小路姫乃が告げたのは合同ライブの誘い。
毎回アバンで引き込むのが上手すぎる……
同好会の挑戦
お台場で毎年行われる一大音楽イベント -DIVER FES-
今年の参加者には東雲学院と藤黄学園が招待されていましたが、虹ヶ咲学園を推薦したいと伝える姫乃。
合同演劇祭でしずくの歌を聞いたことがきっかけと言う姫乃。同時に、果林のことも以前から雑誌で知っていると。果林さんも雑誌に掲載されていた姫乃を知っていると思うので謎のシンパシーを勝手に感じてました。
優しくも確かな芯を感じさせる姫乃の表情に果林は何かを感じ取っていたのかも知れません。
ただの興味で知り合った学校の同好会を推薦するとは確かに思えません。
何より驚きなのは、当日は来場者3000人規模を誇るイベントということ。絶対に出るべきと意気込みますが、一つ問題がありました。3校の出場で歌える曲は一校1曲。グループの東雲・藤黄は問題ないですが虹ヶ咲はソロのため誰かが代表になる必要がある。そのことで伝えるか悩んでいたという遙に対して、出来たばかりの同好会にはまたとない機会ではないかという姫乃。この姫乃からの挑戦状とも言える推薦に真摯に向き合う果林の表情がクールです。
ソロの重圧
どういう形で発表するか悩む同好会。色々と模索しようとするも答えがまとまりません。
誰か一人で立つしかないと言い切る果林。
みんな遠慮してしまいなかなか言い出せない中、果林はとても強く静かに現実を伝えます。衝突を避けたい気持ちはわかるが足かせになっては意味がない。何よりこれではソロとして成長していると言えるのか?
このライブが同好会にとってはソロアイドルとして試されている場だと果林は考えているはずです。
だからこそ、このライブに本気で立ち向かえるメンバーを選ぶべきと伝えてその場を去る果林。とてもシビアな選択ですが、今までモデルとして活躍してきた果林だからこそ舞い込んできたチャンスに対する姿勢が誰よりも真摯でカッコイイですね。(心に潜り込めるDiver……)
果林の歩み方
モデルとして活躍する果林の姿が映し出されたのは初めてですね。自信を持って堂々とカメラに向き合う姿が普段の強くクールな印象を周りに持たれているとしたら納得です。
『エマに助けてもらおうかしら……』外を歩けば道に迷う果林さん……。前述の言葉が嘘のように弱々しくなる姿がなんとも可愛らしいですね。スマホを傾けたりする仕草が普段とのギャップを感じて尚更かわいい……
歩夢たちと偶然出くわし、アニメショップに入ることになります。店内にはスクールアイドルのグッズもあり、東雲や藤黄のグッズもありました。
いつか私たちもここに並ぶくらいのスクールアイドルになりたいというせつ菜の言葉に笑顔で答える果林。彼女の熱い気持ちが誰かを笑顔にさせるのはやはり見ていて嬉しいです。
目的地のダンススクールにたどり着けないことを打ち明けるも実は目の前にあり驚愕する果林。エマ以外で初めて果林の方向音痴を誰かが知った瞬間かも知れませんね。ダンスレッスンを受けていることに関心される果林ですが、努力するのはひとえにライバルに追いつけないからと言います。
仲間であると同時に互いに切磋琢磨し合うライバルということを誰よりも理解している果林。そんな果林の真摯さに改めてお礼をいうせつ菜。ソロアイドルが向き合わなくてはいけない現実に正面から向き合う勇気をくれるのが果林の強さかも知れません。
そして、今改めてソロアイドルとして話し合おうと提案するせつ菜。いつもの熱いまなざしが戻っています。みんなと連絡をとり、同好会として一つの決断をします。
スクールアイドルとして
ついにフェス当日。今まで誰も経験したことのない熱狂に驚く同好会。同時にやっぱり歌いたかった!と悔しがるかすみを見ると、少し安心した気持ちになります。結局もう一度話し合った際に、最初はみんな立候補してしまったため誰がふさわしいか決めることになりました。
皆一番ふさわしいと思うメンバーに果林を推薦していました。同好会の一員としての初ステージをこんな一大イベントで飾るというのがとても熱い展開ですね。出番にはまだ時間があるため、侑たちは会場を見に行くことにします。
様々なジャンルの音楽を楽しめる一大イベント。その中に加わるスクールアイドルたち。侑たちは通りがかった人たちにはまだ虹ヶ咲学園の名が知られていないことに気づきます。自分たちがまだまだ知られていないこと同時に、こんな大舞台で果林が歌う事を心から期待していることが侑の言葉から感じ取れました。
果林に挨拶に来た姫乃。このシーン。互いに経験値は違えど一人のスクールアイドルとして互いを鼓舞し合う熱いシーンです。虹ヶ咲学園の代表として恥ずかしくないパフォーマンスをしてみせると宣言する果林がカッコイイ✨
スクールアイドルにとって、このフェスは言わばアウェイのようなものかも知れないと語る姫乃。それでも、見てくれる人たちに少しでもスクールアイドルの魅力を知ってもらいたい。そんな場にたった一人で挑む果林を尊敬していると伝えてその場を去る姫乃。
会場の熱狂的な歓声に驚く果林。その熱狂こそが、これから自分がたった一人で立ち向かわなければならないステージだと言うことを認識する果林。初めて彼女の表情に不安や焦りが感じられました。この瞬間、以前の話で彼方が言っていた『ソロアイドルは誰にも助けてはもらえないだろうし』と言う言葉を思い出しました。これがソロアイドルの最大の壁かも知れません。
ソロだけど
スクールアイドルのステージが始まり、もうじき順番ですという時にスマホも置いてどこかに行ってしまった果林。みんな慌てて探しに行きますが、迷子かもと思われているのがなんとも言えませんね……
土壇場で不安を隠せなくなってしまった果林。きっとこれまでも一人で様々な壁を乗り越えて来た彼女だからこそ、自分の中に芽生えたプレッシャーにどうすることも出来ず一人になっていたのかも知れません。
だけど今の果林は一人じゃない。不安なら手を握ってくれる仲間がいる。同じステージに立つことはできなくても、一緒に応援しあえるライバルがいる。ソロアイドルとして互いを応援しあえる同好会。
弱いと感じている本当の自分も抱きしめてくれる。そんなみんながいるから果林は誰よりも強く前に出ていけるのかも知れません。この後のかりんを見たい姫乃の表情も好きなんですよね。言葉は交わさなくても、互いに全力を尽くす近いみたいなものを感じられます。
仲間だけど ライバル
ライバルだけど 仲間!
同好会の大きな一歩
持てる全てを出し切り全力のパフォーマンスを見せる果林。その輝きは会場に来ていた多くの人の心にトキメキ与えたに違いないでしょう。まばらだったサイリウムの色が青一色になっていたのも感動してしまいました。
自分たちを知らなかった人たちも虜にしてしまう果林のパフォーマンスを見て瞳を輝かせる侑。彼女の瞳が煌めいてEDに入るというのも絶妙な演出という感じです。彼女がこの時何を感じたのか、この先どんな世界をその瞳に映して行くのか楽しみです。
終わりに
9話目にして同好会が立ち向かうソロアイドルとしての壁が見事に描かれていました。他校のグループと同時に参加することによって、ソロの重圧がより強調されるのと同時に決して一人ぼっちではないということを見てる僕らも彼女たちも心から実感できる物語でした。
実は果林のファンだった姫乃も意外で良かったです。推しを前にしてあの平常心、見習いたいです……
これで9人分の個人回が終わったわけですが、ここから改めて同好会がどんなライブを作り上げて行くのかとても楽しみですね。次回は10話『夏、はじまる。』合宿回です!!!
タイトルコールが侑ちゃんだったのも少し気になりますね。
以上、けーいちでした!
モノクロな一人舞台
どうも、けーいちです。
アニガサキも気づくと第8話、桜坂しずく回。
スクフェスを初期の方から知っている身としては感慨深い気持ちでした。早速感想書いていきます。
理想のヒロイン
演劇とスクールアイドルを両立させる桜坂しずく。どちらも追いかけたい夢。
アバンでは彼女の心の葛藤が描かれました。
日々努力を続けていてもなかなか自信に繋がらないしずく。頑張りたい自分と、自分を否定してしまう自分の葛藤でしょうか?周りと比べてしまうと尚更と言うこともありますね。
同好会がインタビューを受けていた際、『理想のアイドルを演じたい』と答えたしずく。
彼女らしいアイドル像。演じる事についてしずくが誰かに話したのはこれが初めてかも知れませんね。近く藤黄学園との演劇祭が行われるため、普段以上に意気込むしずく。
しかし部長から、主演予定だった作品の降板を言い渡されるしずく。
一年で主演するのもすごいですが、すぐにダメ出しを求めるところも流石ですね。
『自分をさらけ出す』芝居が必要。部長の言葉は、今のしずくにそれが出来ていないと伝えているようでした。それでもチャンスを求めるしずく。舞台少女だ……
歌いたい
誰もいない教室で力を込めて練習するしずく。それを見て違和感を覚えるかすみ。
かすみはとりわけ人が放つオーラのようなモノに敏感なのかも知れませんね。
校内新聞で同好会の記事が掲載される中、合同演劇の内容にも触れられていました。
再挑戦しているものの焦りを見せるしずく。彼女の、みんなの期待を裏切りたくない、嫌われたくないという内面も少し感じたりしました。
すぐに笑顔を見せますがその微かな変化を見逃さないかすみ。璃奈や他の生徒と話すうちに
主演降板の噂を耳にします。可愛いや表情にこだわるかすみならではのしずくの変化に対する気づきが個人的に好きです。
向き合う相手
ずっと葛藤を続けるしずく。昔から人と違うと思ったときに不安だったしずく。
自分を隠すようになった自分が自らをさらけ出すことなんてできない。
このシーンが舞台の情景なのか彼女の内面なのか名言はされていませんが、しずくが自分に悩んでいたことは後のセリフからもわかります。しずくもまた、ずっと一人で葛藤してきたのでしょう。
落ち込むしずくを遊びに誘うかすみ達。断る間も無く出発する感じいいですよね。
1年生同士で遊んだりするシーンも初めてで中々新鮮です。
自分が 桜坂しずくだって事を忘れられるの
演じている時が一番堂々としていられると答えたしずく。何もきにする事なく打ち込める、彼女にとって演じることは自分でなくても構わない時間かも知れません。そんな彼女が迎えた試練が自分をさらけ出す芝居。
いろんな役を表現してきたけれど自分を出したことはないと感じているしずく。
自信がなく前を向けなくなってしまいます。
大好きの魔法
しずくを心配する二人。璃奈はしずくの抱える悩みを感じとっていました。
愛さんとの出会いで変わり始めることが出来たと話す璃奈。
しずくにもそんな人がいたらきっと。
ここでハッと気づくのがかすみなの最高ですね。
しずくの元へ駆けつけるかすみ。けれど心配させたくないしずくは笑顔を見せます。けれど涙の跡を見逃さないかすみ。こういう時のかすみの仲間に対する接し方が本当に好きです。
ずっと自分に自信がない事を打ち明けたしずく。物語が好きで台詞や歌を歌うのが大好きなのと同時に周囲からおかしな目を向けられる事が怖かった、些細な事でも誰かに否定される事を恐れてしまったのかも知れません。自分をさらけ出すことが一番怖い、もし否定されたら、そう考えるだけで前に進めなくなってしまっていたしずく。
わたしは 桜坂しずくの事大好きだから!
この喝の入れ方がまさにかすみって感じですね。認められたくて踏ん張ってきた中須かすみが不器用なりに気持ちを伝える、青春の一言に尽きます。そんな彼女から放たれた大好きの一言はこの時のしずくには魔法だったと思います。
この時の笑顔はきっと心からの笑顔でしょう。目の前の窓を開き、空を見上げることが出来たしずく。友達の言葉が自分を認め、素直になれる魔法になった瞬間かも知れません。
やっぱかすみんは魔法使いです✨
強く駆け出す
遂に本番の日。オーディションで再び主演の座に返り咲くことが出来たしずく。仲間からのエールを受け取り本番に臨みます。
これまでのしずくの葛藤は作品のセリフともリンクしていることがわかります。自分を否定していても、それでも夢を諦められないもう一人の自分。これまでのしずくは、そんな自分の気持ちに素直に向き合えなかったのかも知れません。
どんな気持ちも全て紛れもない桜坂しずく自身。強く自分と向き合うしずくの姿はきっと誰よりも凛々しく美しく観客に映っていたはずです。全てと向き合うことで自分を表現できるようになったしずくの顔が、ふと大女優という言葉をよぎらせました。
Solitude Rain
自信がない自分、演じるのが大好きな自分、どの自分とも向き合うことで誰にも負けない自分の色を見つけ出したしずく。孤独というより孤高という言葉が会うかも知れません。振り付けや歌詞の力強さに圧倒されました。
応援してくれる人
しずくの強さと同時に、彼女を応援してくれる人は同好会だけではないということも嬉しかったです。いろんな人に応援され期待され、自分をさらけ出すことが出来た彼女が改めて伝えたメッセージで締めくくるのも本当に美しいですね。
本当のわたしを見てください
終わりに
8話もあっという間でした。しずく回、個人的にかすみんをますます好きになってしまったのと同時に演劇部の部長の語らずもしずくを心配している姿がとても好きでした。大好きの魔法で自分と向き合う勇気を見つけたしずくが駆け出していく。素敵な青春の1ページでした。
次回は9話『仲間でライバル』 お当番回としては9人目の果林さん。ちょっと道に迷ってそうな気もしますがどうなるのか気になります。今回もありがとうございました。
以上、けーいちでした。
夢を叶えるために
どうも、気温の低下と共に眠りも深くなってきているけーいちです。
今回も感想を書いて行きます。第7話近江彼方ちゃん回、と言うか姉妹回と言っても良いですね
彼方ちゃんはいつも全力です
学業、部活以外にアルバイトをしている彼方。今回は彼方のルーティンというか1日の流れがよくわかる話でしたね。彼方ちゃんは起きてる時はやることをしっかりとこなしているイメージがありましたが、今回でより強く感じました。
忙しい親の代わりに家事もこなす彼方。特に料理はプロ並みのレベルなんですよね、すごくオシャレだし……
妹の遙には負担をかけないように頑張る姉、大好きだから全力で応援したいと言った感覚でしょうか。そう考えると侑と彼方は近しい部分があるかも知れませんね。
遙がセンターでライブをすると聞いたら食い気味に立ち上がり手を握る。
本当に遙のことを最優先で考えているんだなと感じました。
遙が寝ている時間でも成績を落とさないように勉強する彼方。ちらっと見えるイラスト。
このシーンでは身の回りに彼女の大好きなものが溢れていると感じました。
大好きなことをしながら大好きな家族のためにも頑張る。これまで話からは全く見えてこなかった彼方の日常がよく描かれていました。
そんな姉の姿をずっと見てきたであろう妹。側から見れば自慢の姉ですが、遙が見てきた彼方はずっと頑張っている姿だけなのかも知れません。だからこそスクールアイドル活動をする、自分があまり知らない姉の姿も見て見たくなったもかも知れません。
ここまでのシーンは、言ってしまえば近江家から見た彼方の日常です。知らなかった分、見ていた自分としても彼方の努力にとても驚きました。ここからスクールアイドルの時間が始まる。
同好会へのお客様
外部から同好会への見学者が来るのは初めてですね。個人的に東雲学院のスクールアイドルがちらっと出た時は感慨深い気持ちになりました。気になった人は検索しましょう!!
新しい同好会としての活動が軌道に乗ってきた段階で外部の人から見た意見が入るってすごく貴重な経験かも知れませんね。さらっと伝統らしきことも行いながら練習に向かう面々。
彼方、無双
妹の前でかつてないほどの勢いを見せる彼方。見てる側もですが、同好会メンバーも驚いている姿が新鮮でした。柔軟では痛そうな音を鳴らしながら、腕立てではぷるぷる震えながら頑張る姿を見せる彼方。ひとえに妹の前で恥ずかしい姿を見せられないからくる頑張りかも知れません。
そんな姉の姿を見て、遙は何を感じたのか。楽しそうに部活をする姉を見ての安堵か、普段の姉とのギャップか。どちらにしても、遙にとって知らない彼方の姿といっても良いはずです。
一通り練習を終えてお茶を楽しむ中、突然眠り始めてしまう彼方。同好会メンバーや見てる側にとっては日常的な彼女のルーティンですが、遙にとっては異常事態なのでしょう。ものすごく驚いています。
最近以前にも増して彼方がよく寝てしまうと知った遙。学業と部活以外に家のことを頑張っている姿を見て始めて、寝てしまう彼方が心配になってきました。こういう作りなの本当に上手すぎる……
頑張ると無理
ずっと彼方の頑張りを見て心配もしていた遙。彼方自身はそれほど無理なこととは思っていなさそうなのが余計に心配を助長する感じもします。見学に来たのも無理をしてないか確認するためと言う遙。同時に彼方にとって同好会での活動が大切な存在だとも感じていました。
『わたし、スクールアイドルやめる』
大好きな姉がやりたい事を無理しないで出来るように自分の夢を諦めると伝えた遙。
お互い、姉・妹が大好きで夢を追いかけられるように最優先で応援したいと言う気持ちを持っている。自分の夢を諦める事で彼方が夢を追いかけられると感じ、決意した遙の目はとても強くしっかりしていました。
遙を説得しようとあたふたする彼方ですが、『大丈夫』 『頑張るから』と言って余計に遙に心配をさせてしまいます。大好きな姉妹だからこそお互いが最優先に考えすぎて衝突してしまうのでしょうか。姉として頑張る彼方を見て、妹として心配して来た遙。
部室を飛び出して言ってしまうときの彼方の表情がとても切ないです……
『遙ちゃんが、おこった…………』
きっと今までこんな喧嘩した事もなかったのかも知れません。これまで遙のために頑張って来た彼方にとって、頑張らないでと言われしまったことは全てを拒絶された気持ちだったかも知れませんね。
目に見えて落ち込んでしまっている彼方。頑張れない事がこんなにも彼女の全てに影響していると言う事が分かる見事なシーン。前後を対比できるのもとても面白いです。
お互いの気持ち
遙と話そうとしても、部活の話は避けられてしまう彼方。どうしたら良いか分からない彼女に助言する同好会メンバー。遙に辛い選択をさせるくらいなら自分が、と言いかける彼方ですがそれはダメと言われてしまいます。
ここまでの彼方は妹のためならとても頑張れる姉でしたが、頑張らないでと言われた途端不器用になる所が愛おしく感じます。同時に、同好会でまた活動できる日々が毎日楽しくて今の自分にとってかけがえのない存在だと言ってくれた彼方。
遙の幸せまで叶えようとするのはわがままなのか?と悩む彼方に、
『わがままじゃなくて自分に正直』 『自分に嘘をつくより正直な方が良い』と言ってくれた同級生。姉として遙を守ろうとして来た彼方ですが、それと同じくらい遙も真剣に自分のことを考えてくれていた事を理解できた彼方。一つの決意をした彼方の目も、とても強いですね。
一緒に頑張る姉妹(ライバル)
自分たちのライブ前、侑に連れられて来たステージにいたのは彼方。
見る僕らもそうですが、遙も彼方のライブパフォーマンスを見るのは初めてでしょう。
夢のように過ぎていく時間、これまで彼方がずっとそばで大切にして来た存在を映し出しながら自分の夢を表現する彼方。
始めて見た彼方のライブに感動して思わず抱きつく遙。同時に彼方から自分の気持ちを正直に受け止めてもらえた遙。そして、二人で一緒に頑張ってお互いの夢を叶えようと彼方から伝えられます。それは遙が始めて彼方のために何か出来ると感じた瞬間かも知れません。
お互いができる部分で支え合い、一緒に頑張る約束ができた姉妹。
二人のお話としても十分素敵ですが、同好会のライブが他校のスクールアイドルにも伝わった素敵な瞬間でもあります。
ハルカカナタ
早速家事を担当する遙。近江家は大変そうですが、とても愛に溢れている家って感じですね。
何より最後の料理を教える約束が、成長したい妹とそれを心から喜ぶ姉に感じられてとても好きでした。やっと二人で頑張るカタチを見つけられたかも知れませんね。
終わりに
本当にあっという間の印象だった第7話。個人的には、彼方の事を遙に近い視点で知っていくことが出来たのがとても嬉しかったです。お互いが大好きな姉妹だから、自分の夢を諦めようとしてしまう。けれど、自分一人頑張るのではなく一緒に頑張っていく約束ができるまでの流れがとても綺麗で感無量でした。
次回は第8話『しずく、モノクローム』 桜坂しずく回がきます。
演劇部が絡む話だとは思いますが、窓を眺めるしずくの出す答えがどんなものなのか今から気になります。
以上、けーいちでした🐑
変わる勇気(武器)は何処に?
どうも、けーいちです。今回の6話は初めて自宅以外でアニガサキを見てました。
寒い場所でしたが、とても心温まるお話でした。さっそく振り返っていきます。
繋がりたい
人と上手くコミュニケーションが取れない璃奈。
頑張って声をかけようとする度に表情が強張る彼女にこちらまで緊張する想いでした。
璃奈の目指すスクールアイドルは気持ちをつなげられる存在。目指している以上、まだ出来ていないという事でもあります。
このシーン、視界に映るのはみんな同学年の子なんですよね。みんな笑顔で会話している。
『友達になりたい』一番伝えたい気持ちを伝える事が出来ない璃奈。誰しも経験がある気がしますが、勇気が必要なときほど踏み留まってしまうのはわかる気がします。
璃奈はずっと一人で誰かと繋がりたい気持ちを抱き続けて、勇気を出す度に引き返してしまっていたのかも知れません。誰でも自分一人では解決できない事はありますね。
どーしたの?
そんな時に声をかけてきたのが愛さんでした。もしかしたら初めて上級生に声をかけられたのかも知れませんね。表情には出ません内心怖がる璃奈。そんな彼女の気持ちを察してか
『怖くないよ』と笑顔を見せる愛さん。彼女はどんな気持ちの変化も見逃さないのかも知れません。
『お友達といってください』と、持っていた割引券を前に出す璃奈。
同級生と話すのも難しい彼女にとって、二年生と話すのはより難題ですよね。
一瞬驚く愛さんですが、すぐに一緒に行こうと誘います。愛さんにとっては何気無い日常のコミュニケーションでしたが、この時の璃奈にとって太陽みたいな暖かさっだったかも知れませんね。初めて人と繋がる事が出来た。
そしてスクールアイドル同好会に加入しもっと沢山の人と繋がりたいと思うようになった璃奈は、変わるための決意をします。それにしてもコミュニケーション力が対照的な二人がであって同じ同好会に加入するというのは感慨深いですね。
変わるために
侑たちと遊びに来ている璃奈。とても楽しそう日常、これも一つの繋がりの形ですね。
偶然クラスメイトと会う璃奈ですが、友達になりたいという気持ちはずっと抱き続けていてまだ言葉にできていませんでした。同好会は学園内でも既に人気のようでみんなのPVを褒めてくれる同級生。璃奈のPVもよかったと言ってもらえましたが少し俯きます。
友達になりたい、踏み出すためキッカケとしてライブをすると宣言したのでしょうか?
もしかしたら同好会への気持ちを笑顔で伝えてくれる同級生たちを見て思い立ったのかも知れませんね。
急なライブ宣言に驚く同好会ですが皆で協力すると言ってくれます。
PVはキャラを使っていたからライブはどうしても自分の力で作り上げたいという璃奈の気持ちを汲み取りながら内容を決めていくことになりました。皆から放っておけない気持ちが溢れてて個人的にすごく好きなシーンです。
出来ないとやらないはなし
ライブに向けて特訓に励む璃奈。少しずつ練習の成果を見せて行きます。
MCを笑顔でやることにはまだ抵抗を感じていますがそれでもやりきるために、強い眼差しを向ける璃奈。この気持ちを受けているのがせつ菜なのがなんとも良いですね。
みんな自分ができる分野で璃奈をサポートして行きます。璃奈がここまで真剣に練習するのはライブを成功させる事と、ずっと一人で過ごしていた自分が同好会に入って皆と活動する毎日が楽しいから。表情には上手く出せなくても誰よりも純粋でsつい気持ちを抱いている璃奈。だからこそみんな全力で応援したくなるのかも知れませんね。
変われない自覚
同級生の前で、自分の言葉で友達になりたいと伝えようとする璃奈。しかし、ふと窓に映る自分の表情を見て愕然としてしまいます。
自分の思い描いていた笑顔が出せなかった璃奈。元気を無くしてその場を去ってしまいます。
どんなことでも、出来ないと自分で思ってしまった時ほど辛いことはないですよね。気持ちを閉ざして一人になってしまう璃奈。
変わる勇気(武器)は何処に
ライブ前日なのに練習に顔を見せなかった璃奈。皆心配になり自宅まで押しかけます。
こういうみんなの行動に、璃奈に対する放っておけなさを感じてしまうんですよね。
ダンボール越しに自分の気持ちを伝えてくれる璃奈。表情に気持ちを出すのが苦手で、いつも辛い気持ちをしていたこと。高校で変わろうと思っていたけど上手くいかず、そんな時愛さんにあって同好会にも入って少しずつ変わって行けたと感じていた。けど、やはり笑顔になれない。みんなには簡単なことでも璃奈は失敗することが怖くて心が苦しくなる璃奈。ずっと一人で戦い続けてきたんですね。
璃奈の気持ちをを聞いて、それでも璃奈の可能性を信じていると伝えるみんな。
璃奈には出来ることが沢山ある、その出来ることを活かせば良い。
ダメなところも武器に変えるのが一人前のアイドルだよ
かすみんがこの言葉を言うのがとっても良いですね。
みんなの言葉で自分ができることを見出す璃奈。
ダンボール越しに気持ちのやり取りをした彼女が得た一つの勇気の形。
笑顔のカタチ
ライブ当日、自分の大好きなものと繋がるための勇気を身に纏ってライブを行う璃奈。
自分ができることで笑顔のカタチを作った璃奈。ボードの裏の彼女の表情も少し変わっていることに、視聴者以外気づいていないのもなんとも言えない演出ですね。
クラスメイトからライブの感想を聞く璃奈。自分のパフォーマンスを褒めてもらった時の表情、とても嬉しかったでしょうね。そして笑顔のカタチを見つけて踏み出す勇気を出せるようになった璃奈。繋がる為の武器はずっと近くにあったんですね。
終わりに
3、4回リピートしましたが毎回泣いていた第6話。それだけ璃奈の気持ちが流れ込んでくるような不思議な回でした。ずっと一人だった璃奈が愛さんと出会って同好会に入り、自分の武器に気づくまでの過程がとても美しく描かれていました。これからのライブもとても楽しみになりました。
そして次回、第7話『ハルカカナタ』近江彼方回、というか遙ちゃんもいるんですね。
姉妹回になるのか含めて彼方にどのようなスポットが当たるのかとても楽しみです。
以上、けーいちでした。
芽生えた気持ちと手を取り合って
今週も感想のお時間がきました、けーいちです。
では第5話を振り返っていきます。
夢を叶える場所
同好会の中で唯一日本へ留学しているエマ。
どこまでも広がって行くスカイブルーの空
虹ヶ咲学園には夢を叶えるため他校から転校・留学してくる生徒も多く在籍していますが、
その中でもスクールアイドルをするために国を飛び越えてやってきたエマの情熱は人一倍だと思います。夢の地に降り立った瞬間をアニメにおこしてくれたが嬉しいです。
果林とはこの時に出会っているようです、日本で初めて出会った人だったんですね。
リボンの色から留学時点で既に3年生のようです。
この卵かけご飯のシーン何度でも蘇ります。何気にお箸の扱いが上手で驚きました。
(スイスで練習してから来たのかな?とかあれこれ考えてしまいました。)
果林は既にモデルとして活動しており、他の生徒からクールな存在としてある意味ヒーローのような存在に見られている気がします。
この過去のシーンの果林はとても笑顔が印象的です。
同じ何かに対して頑張る者として二人がとても対等に描かれている印象です。
前進する日常
同好会として活動できることを喜んでいるエマを見る果林。
果林も一緒にスクールアイドル活動をしてくれることを期待してるエマ。
しかし果林は賑やかなのは苦手と断ってしまいます。
エマを助ける事が出来たので自分はお役御免といった印象を受けました。
エマと同好会の日常
同好会というか、かなエマはいつもこんな関係であってほしいですね。
このシーンでは実家を遠く離れているエマにとってみんなとの時間は家族と一緒にいる気持ちになれるという事がわかります。彼女にとっては部活動の時間はスイスで家族と一緒にいるような掛け替えのない大切な時間に見えます。個人的にエマのこういう強い部分がとても好きで、同好会の精神的な支柱のような存在なのかも知れませんね。
PVの時間!!
既に投稿している自己紹介動画の反響が多くあり、他のメンバーもPVを撮影する流れに。
肝心なのはテーマですがすぐには思いつきません。既に公開されているPVは多くのファンが見ており、学園の生徒も大勢います。何気に果林も見ているのがポイントですね。
彼女は前もこの場所から外を眺めていました。以前はエマの笑顔を見るために決意した時、では今度は何を思っているのか。気になるシーンです。
自分の個性を活かしたPVができれば知名度も上がりライブもしやすくなる。個人のPVなら自分らしさも出しやすいかも知れませんね、同好会の新しい目標。
私ね、人の心をぽかぽかさせちゃうようなアイドルになりたいって思ってて
せつ菜になりたいアイドル像を聞かれてこう答えたエマ。自分が感じた暖かい気持ちを誰かにも届けたい、とても彼女らしいイメージです。けれど具体的にどういうことかはわからない。
ぽかぽかする瞬間について各々語るメンバー。ここでもみんなのバラバラさが目立ちますが、それを笑いあえる関係になったという事実があるだけでも和やかな気持ちになります。
頼れる果林先輩
しずくの提案で衣装からイメージを得ることを考えた同好会。
果林のツテで服飾同好会の部員と知り合う事が出来ました。
こうやって様々な同好会が今後も出て来てくれると虹ヶ咲学園の魅力がより引き立ちますね。
うん、服飾同好会のバリエーションの多さおそるべし……
イメージをつかむための試着ですが、こういう瞬間も夢のような時間でしょうね。
果林が勧める衣装もですが、どれもエマにぴったりの印象です。少しずつ『ぽかぽか』のイメージを感じ取って行くエマ。
みんなで写真を撮ろうとしますが、中に入ろうとしない果林。
彼女がいつも離れる時は決まってエマが同好会の輪に誘う瞬間なんですよね。
果林の日常
インタビューを受けることになった果林、事前アンケートを記入している時に目をおとしていたのはスクールアイドルの雑誌でした。エマの活動のために買って来たと言っていますが確実に果林の中でスクールアイドルに対する気持ちが変わっている事が伺えます。
スクールアイドルに興味を持ってくれたと思い喜ぶエマですが果林は否定します。
これまで何度もこんな場面はあったと思いますが、今までで一番拒絶の意思を見せます。
『もう誘わないで』突然の言葉に困惑するエマですが果林お気持ち話わからないまま。
親友の前で
どこか浮かない表情のエマですが、侑と彼方はちゃんと気づいているんですよね。
果林に対して、どうしたらいいか分からないエマ。この作品では窓から外を眺めるシーンが多いですね。毎回注目していますが今後もあるんでしょうか。
この果林の気持ちに気づく流れとかとても綺麗ですね。
空欄でも良いところに”スクールアイドル”と書いてある果林の気持ち。
他媒体でも思った事ですが、エマの強さは相手にどう思われるか以前に相手の気持ちを知ろうとする優しさがあるんですよね。時に見せる強引さがとてもカッコよく優しく見えます。
今日付き合ってとしか言わないあたりとかとても好き……
果林の笑顔が見たいという気持ちで動くエマもまた笑顔なのがたまらない……
果林が同好会と接するうちに芽生えた、楽しいという気持ちから目をそらしていたのは1話で歩夢が自分の気持ちを抑えられるなくなるのが怖い気持ちに似ているかも知れませんね。
どちらもそばに大切な親友がいてくれるからこそ動き出した気持ちに正直に向き合って前に進む事ができるんですよね。
エマのLa Bella Patriaが、果林の新しい一歩を応援するように歌われてるのがとても美しいです。誰かの心をぽかぽかさせたい少女が親友の心をぽかぽかさせた瞬間。
スクールアイドルできるかしら、私に
やりたいと思った時から、きっともう始まってるんだと思う
名言!! 一足踏み出している先輩から動き出した親友に向けた気持ち。
この話で一番好きな言葉です。ラブライブ史に残る言葉として語り継ぎたいですね。
終わりに
今回は量は一番少ないかも知れませんが、それだけ言いたい事がはっきりしていたんですよね。構図は1話に近いけれど、大切な人が芽生えた気持ちで笑顔になることを望んでいる。
エマの素直な優しさがあるからこそ果林も素直になれる気がします。
そして次回は第6話『笑顔のカタチ』
璃奈にとってのぽかぽかするものは笑顔ですかね。
もしくは気持ちを一つにしたい彼女にとって一緒に活動できる同好会そのものがぽかぽかする存在かも。いつもと違った環境で見るのでどう受け取れるかも楽しみです。
以上、けーいちでした。
太陽みたいな愛を
みなさん、約十日ぶりのけーいちです。
遂に、第4話『未知なるミチ』放送されましたね。
リアタイ終わった感想は、み…… 宮下愛さんだ……って感じでした。
ひとまず、振り返っていきます。
- ときめいたからやると決めた
- 入部希望で新部員加入!
- 同好会は何処へ向うのかい?
- ダンス練習はだんだんストレッチが効いてくる!
- 正解が無数にある世界
- お好きなものは隙なく推す
- ハートの答えは後どれくらい?
- 未知なるミチ
- サイコーハート
- 終わりに(高2にダジャレは 最高に受ける?)
ときめいたからやると決めた
優木せつ菜の『始まりの歌』を、多くの生徒と共に愛さんとりなりー(この二人は今回愛称で呼びます。愛だけに!!!)
盛り上がる生徒たちを見て、自分も未知なる道にチャレンジしたいと思った愛さん。
彼女の感性の中には、常に誰かと楽しいを共有することが根底にあると思うのでとても彼女らしい惹かれ方ですね。傍から見ると愛さんもヒーロー的な存在なんですが、スクールアイドルの輝きにトキメク姿はみんなと一緒なんですよね。
ここまでの話でスクールアイドルを知り、目指す決意をした子達のきっかけになっているのが優木せつ菜のライブというのも運命的ですね。始まりという大切な瞬間にせつ菜がいる。果林さんが今後どう描かれるのかまではわかりませんが、野望を着実に果たしているわけですね。
ライブ後の放心状態にも見て取れる表情。どうする?やってみる?
ここまで明確に言葉にできるのは流石愛さんって感じですね。
楽しそうならとにかくやってみるの精神の彼女ならでは、そんな楽しいを求める愛さんにりなりーも楽しさを感じているんですかね。
愛さんはやってみたい!
わたしも、やってみたい
表情は違ってもスクールアイドルへの想いは同じ二人。
これまでも何度か同じ気持ちを持ってきたのかも知れませんね。
入部希望で新部員加入!
部室の掃除をするメンバー。ようやく同好会として再スタートをしていました。
そこへ早速やってくる愛さんたち。屋上ライブに感動したことを伝えます。
表情にはうまく出せませんが、『すごかった』と伝えるりなりーの声もとてもいいですね。
最高のツーショットです。面と向かって褒められて照れるせつ菜と微笑む彼方。
こういう、表情からお互いの関係が少し想像できる瞬間があるの本当に贅沢極まりないですね。
かくして、同好会に入部を宣言した二人。もともとある輪に溶け込めるのは愛さんの積極さやりなりーの素直さ故かな?とか思いながら楽しんでました。
同好会は何処へ向うのかい?
ライブをするという目標はあるものの、どんなライブにして行くのかが同好会の最大の壁とも言えますね。みんなそれぞれやりたい事を述べて行きますが、本当にここまでバラバラなのも珍しいくらいですね。せつ菜が纏めようとすればするほど衝突していたのも頷けるほど。
それぞれ好きな事を同じ熱意で語る姿を見て愛さんもふと呟きますが、問題はどうしたら実現できるかなんですよね。この後の愛さんの言葉が一つキーにもなっているのかなと思いました。
とにかく、楽しいのが良いかな!
楽しいを追求している愛さんだからこその言葉だと思いますが、彼女が言うとだいぶ深みが増す気がします。これまで色々な事に触れて人一倍楽しい経験をしてきた愛さんだからこそ『楽しい』を何よりも追求できるのかも知れません。方針に悩んでいる現状だからこそ、みんなが今後どんな方向に進むべきかをある程度導いてくれているように感じました。
そして、具体的な部分以外のパフォーマンスをよくするために特訓を始めようとします。
これまでは一つの練習を全員で参加していたようですが、今後はそれぞれのやりたい練習をして行く方針となりました。少しずつ、日々の練習にも個性を活かすための工夫が入って行くの、良いですね。
ダンス練習はだんだんストレッチが効いてくる!
ダンス練習チーム。ストレッチといえばラブライブと思っていますが、体が硬いと中々屈伸は難しいし、苦しいですよね。(しかし彼方ちゃんが体硬いのは意外でした。)
ここでも愛さんのポテンシャルが発揮されます。
どう?ちょっとでも出来るようになると楽しくない? 続けていけばもっと柔らかくなって行くし
愛さんの凄い所は運動神経や学力ももちろんなんですが、楽しさを人に伝えるのがとても上手なんですよね。彼女の目指す『楽しい』はみんなも一緒に楽しめる事だと思うので、常に一緒に楽しむ方法を考えてきたのかも知れません。
果林の口から愛さんが様々な体育会系の部活の助っ人をしている事で有名な『部室棟のヒーロー』と呼ばれていることが語られましたね。二年生で助っ人をこなすだけでも凄いんですが、虹ヶ咲学園は超が付くほどのマンモス校なので以下に彼女が高い能力を持っているかも伺えます。そんな愛さんだからこそ、人一倍どうしたらその先へいけるかを知っているのかも知れません。
後このシーンで果林が如何にエマを大切に思っているかがよく分かりました。ここまでずっとクールに振舞っていた彼女が少しからかわれて赤面する姿に少し安堵しました。
こんな何気ないやりとりも楽しいの要素の一つなのかも知れません。
ギターの音色が愛さんの内面を表しているような、とても朗らかな時間です。
正解が無数にある世界
スクールアイドルに必要なものが何かをかすみん主導で行う講義。(誤字に突っ込まないのは最早伝統ですね。)
みんなそれぞれ自分の大切にしたい事ベースに答えていたのが印象的でした。
ところが、順番が回ってきて『わからない』答えをはぐらかしてしまう愛さん。
おそらく明確な答えについて考えたけど分からないと言う事でしょうか。
しかし、それも正解というかすみん先生。ファンに喜んでもらえる事ならどれも正解と語るかすみん。互いのやり方を尊重したいと考えるかすみんらしい講義。少しずつ、やりたい方針を確実に実行できているあたりが素敵ですね。
お好きなものは隙なく推す
歌の練習チーム。(映像系の学科が使っている収録部屋とのことですが、もうこの学校にないものを探す方が難しそうですね)
ここでも一人一人に愛称をつける愛さん。個人的にせっつー呼びは大好きです。
(ゆうゆが割と意外でした。そしてまさかのあゆぴょん再来。お帰りなさい✨)
ふとした事から、趣味が合うことが分かったせつ菜とりなりー。
盟友と出会ったかの如く大好きを弾けさせるせつ菜の姿がとてもキラキラしていて愛おしくなりました。
前回の侑を見ているみたい、むしろやっとらしいせつ菜が見れた気分です。
もう一つ嬉しいのは愛さんがせつ菜の推し作品をチェックすると言ったことです。
熱い語りを受けて新しいモノに触れていく。愛さんの楽しいはこうやって輪を広げて言ったのかなあ?と思いました。その言葉を聞いて笑顔になるせつ菜の表情も大好きです。
大好きを叫びたいせつ菜と楽しいを突き詰めたい愛さん言葉は違っても根底の目指すものはとても近い気がします。好きなものを誰かが好きになってくれるのはやっぱり嬉しいですね。愛さんにとって当たり前になっているであろうルーティンが彼女を人気者にしてるのかも。
同好会はどう?
表情に出なくても素直に楽しいと伝えるりなりー。それを見て余計楽しくなる愛さん。
本当に微笑ましい二人。全ての練習に参加した二人だからこそ、スクールアイドルの世界の新鮮さ、楽しさをより敏感に正直に感じ取れているのかも知れません。
そして話題は自然と、今後の同好会の事へ。
せつ菜とかすみもソロアイドルとして活動する方針について話していました。
一人一人の個性を表現するための一つの方法。グループではなく、一人一人がステージに立ちパフォーマンスをするスクールアイドル同好会。ようやく具体的に言葉になってきました。
みんな一度もソロという選択を考えなかったわけでは無いようです。しかし、言葉で簡単に言っても実現させるのは難しい選択。ソロという選択は、自分の全てをぶつける事ですがそれに伴う不安も相当あるはずです。グループと違って、だれかに助けてもらうことも出来ない。
この言葉は、これまで誰かと楽しいを共有してきた愛さんに特に刺さった言葉だと思います。
ハートの答えは後どれくらい?
これまで勉強もでき、多くの体育会系の助っ人として活躍してきた愛さん。そこにはルールや明確な答えがあったから分かりやすく、やるべきことにもすぐ気づいていた。
けれどスクールアイドルに正解は一つではなく、同好会の目指す形は自分ひとりの道。
初めて、自分だけの答えを見つけようとしますが見つからない愛さん。
自分一人で何ができるのか答えは出ないままの愛さん。
未知なるミチ
翌日のランニング。一足早く付いていた愛さんとエマ。
これまで、団体で活躍するスポーツの助っ人をしてきた愛さんにとって一人のステージのハードルの高さを正直にエマに打ち明けます。エマは何か助言するわけではありませんが、愛さんなら大丈夫だと思っているのかも知れません。
そろそろ走ろっか。9時だし、 もう行く時間だよ
ここで相手も巻き込んで笑い合ってしまうのも愛さんの魅力ですね。(素で高度なダジャレを披露してくれたエマっちも凄いです!)
どんな小さな楽しいことでも見つけ出してみんなと共有できる愛さんの特技とも言えます。
そして、愛さんが同好会にきてくれて良かったというエマ。
いつも前向きでみんなといる時とても楽しそうにしている愛さんの存在が、不安と期待が入り混じった今の同好会に笑顔を持たらしてくれていると。
当の本人は自覚は無いようですが、本当に無いから凄いんですよね。
愛さんの中に一つの答えが見つかった瞬間かも知れません。(分かっても頭を搔く癖が同じところ、可愛いですね。)
誰かに楽しんでもらうことが好き 自分が楽しむことがすき
ずっと自分が貫いてきた楽しみ方を貫く。みんなと楽しいを分かち合える世界を目指していけばいい。とっても愛さんらしいですが、スクールアイドルの世界で楽しいを共有する道を見出せたみたいです。楽しさを追い求めることが彼女なりの未知への挑戦。
サイコーハート
愛さんらしさ全開の歌とダンスですが、見ているみんながお日様に照らされるような陽気さと楽しさに包まれる曲ですね。ステージは一人じゃ無い。楽しんでくれる人がいるならどこだって気持ちは一つ。全力で駆け出して見えてきた世界。周りのみんなを巻き込んで全力で楽しめるステージ。不思議と愛さんなら大丈夫だと感じてしまいます。
余談ですが、髪留めにみんなのカラー、リストバンドには自分とりなりーのカラーをあしらったり本当に隙が無いんですよね!!!
愛さんの楽しむ姿は、同好会に新しい流れを生む太陽のような輝きかも知れません。
ソロの舞台に不安はあれど、楽しむ事が出来たらこんなにも楽しいを知ったみんな。
同好会の未来が、どんな色になるのかますます楽しみでなりません。
終わりに(高2にダジャレは 最高に受ける?)
あとがき的な。今回も書き上げる事が出来ました。ペースは遅いですが……
そして、侑ちゃんが笑いのツボが赤ちゃんというポイントも知れて良かったです。
愛さん回、果たしてどうなるのかと思っていましたがますます好きになる回!でした✨
同好会が目指すべき形もだいぶ見えてきて今後も目が話せないところですね。
次回『今しかできないことを』の主役はおそらくエマですね。果林に対して何か行動するのか気になります。来週こそは高速で感想仕上げたいです。以上けーいちでした✨
大好きを始める場所
こんにちは、けーいちです。
いろいろな注目が集まったであろう優木せつ菜回。うまくまとめられるか不安ですが、進めていきます。
前回までのアニガサキ!
名探偵 朝香果林の推理から遂に暴かれた優木せつ菜の正体、それは生徒会長の中川菜々だった。
しかし、そんな事以上に何故突然廃部にしてしまうのかせつ菜の真意を知りたいメンバー。
(スクスタでも一貫してますが、みんな呼び方はせつ菜に統一されているあたり凄く好きなんですよね。)
優木せつ菜はもういません!
せつ菜はもうスクールアイドルはやらない言います。
そして、ラブライブを目指すのなら自分なしで続けてくれと。
あえて、菜々のままこのシーンのセリフを言うあたりが彼女の頑固さやせつ菜に二度と戻る事はできないと言う苦しさも見て取れました。だからこそ、第一話のライブシーンは彼女なりの幕引きのつもりだったのでしょう。
なりたかった自分
その夜、衣装を見つめながら自分の行いを思い返す菜々。
自分の大好きが誰かの大好きを傷つけた。そんな事したくはなかったのに。
ここで率直に感じたのは、せつ菜のかすみも大好きの方向性は違ってもそれにかける情熱は非常に似ている点です。だからこそ、衝突してしまった事実が深く突き刺さっていたのかもしれません。
私がなりたいのは、こんなのじゃなかった
優木せつ菜を終わらせようとする菜々。目を背けなければその箱は閉じられないほど、彼女にとって大切なものが詰まっているはずです。
彼女はスクールアイドル活動のことは家族にも話していない様です。
優木せつ菜はこれまで隠していた大好きを表現する最後の手段とも取れます。
そんな箱にフタをして、優木せつ菜になる前の自分に戻ろうとしているのかもしれません。
(家族の前で見せる菜々の笑顔がかえってつらい……)
学園の珍客
生徒会活動中、一つ問題が起きていることが議題に上がりました。
(関係ないですが、一人ずつノートPCもち凄いですね!! タブレットでの授業や掲示板もデジタルには驚きましたが、今後もこういう描写見つけられると楽しそうです✨)
構内に住み着いた子猫を捕まえようとする菜々。散々追い回しますが、途中で璃奈が間に入ってきます。捨て猫であること、飼い手が見つからずに困っていたことを聞きます。
事情を聞いた菜々は、子猫が璃奈の事を大好きな様子を見て歩み寄ります。
(大好きを否定できない彼女にとって、とても自然な行動でした。)
鏡の様な子
菜々はピアノに触れている侑と再会します。
菜々が気になったのは侑が口ずさんでいたメロディーでした。
CHASE!の事を知っていた様子に目を輝かせる侑。
初めて優木せつ菜のライブを見た瞬間から大好きになり、すっかりスクールアイドルにハマっていることを伝えます。
真っ直ぐ相手を見つめて自分の大好きを叫ぶ侑の姿は優木せつ菜と似ているかもしれません。
せつ菜も侑も一途というか、大好きを叫ぶ姿勢に一切躊躇いがないことが非常に羨ましいです。
新しいトキメキを見つけて大好きを叫ぶようになった侑
同好会との亀裂で大好きを叫べなくなった菜々
二人がとても対照的に映って見えます。
そして、侑が幼馴染の歩夢とスクールアイドル活動を始めることを知ります。
菜々はこの時、優木せつ菜がいなくても同好会は大丈夫だと思っていたかもしれません。
あのライブが最後じゃなくて、 始まりだったら最高だろうなって
侑の素直な気持ちですが、誰でも憧れた存在が出会った瞬間からまた新しい何かが始まってくれたらとても嬉しいと思います。そう考えると、せつ菜がラブライブ!出場を見据えていたのも自然かもしれません。スクールアイドルと応援する者にとっての最高の舞台を目指して
一つの色になるべく練習をするも、纏めようとすればするほど衝突が増えていきました。
その全ての原因が優木せつ菜だと語る菜々。
彼女の大好きは、誰かの大好きを傷つける自分本位のワガママだと。
これまで誰かの期待に応えて頑張ってきた自分が、大好きなことをしたいと思って始めたスクールアイドル活動。けれどその大好きが誰かの大好きを否定していることに気づいたせつ菜。
自分の大好きは、仲間にすら届いていないと感じていました。
あの日のライブは、彼女なりの最後の幕引き。そのライブがきっかけで新しい同好会が生まれてくれることを、自分なりの最後のワガママと願っていたせつ菜。
誰かを傷つけるくらいなら、そんな自分にはなりたくない。
この大好きが衝突した時の苦しみはかすみも感じていましたね。
かすみは、歩夢たちと可能性を見出す事が出来ましたがせつ菜は再び誰かを傷つけてしまう事が怖くいのかもしれません。こんな想いを抱きながら日々生きていると思うとここまでのシーンは本当に息がつまりました……
みんながやりたいかたち
一方同好会メンバーは活動は好きに再会できる状態になったものの
せつ菜抜きの現状に引っ掛かっていました。
本人の意思ならどうしようもないと果林は言いますが、侑は同好会のメンバーに問いかけます。
せつ菜ちゃん、辞めてもいいんですか?
みんなせつ菜に戻ってきて欲しいと思っていました。それぞれまだ伝えたい事、一緒にやりたい事、その全てがせつ菜無しなんてあり得ない事だと。
気持ちはみんな一緒ですが、どうしたらいいのか中々行動に出れないメンバー。
そんな中侑は、せつ菜と話したいと言います。
大好きを叫ぶ
菜々は学園に住み着いた子猫=はんぺんを特例で生徒の一員として迎える提案をしていました。屁理屈ではありますが、菜々はどんな方法を取っても誰かの大好きを認めたいのだと思います。彼女の優しさは、自分の大好きすら時として閉じ込めてしまうものに見えました。
本当は全ての問題にこんな解決が出来たら良いですが、自分の大好きを閉ざす以外の方法を菜々は見つける事が出来ませんでした。
校内放送でせつ菜と共に呼び出される菜々。向かった先で待っていたのは侑。
今度は菜々ではなく、優木せつ菜に対して想いを伝える侑。
自分がいては皆がラブライブに出られないというせつ菜に対し侑は、
ラブライブなんて出なくていい!と伝えます。
ラブライブがせつ菜の大好きを息苦しくさせてしまうのなら目指す必要はない。
侑はいつも相手の気持ちに嘘をつかずに素直に答える子です。
せつ菜の情熱に胸を打たれた彼女だからこそ、こんな言葉を言えたのかもしれません。
スクールアイドルがいて、ファンがいる それでいいんじゃない?
大好きを貫くのに場所なんて関係ないと伝える侑の言葉に瞳を輝かせるせつ菜。
大好きを貫くことを怖がっていたせつ菜がずっと言って欲しかった言葉でしょう。
そして、再び優木せつ菜のストーリーが始まる。
せつ菜もようやく自分の色を大切にしながら皆で何かができる可能性を信じた瞬間。
同好会再起の瞬間といっても過言ではないと思います。
大好きへ飛び込む
大好きを解き放つ決意をしたせつ菜はその想いを全力で歌に乗せて叫びます。
そのありったけの叫びは侑だけでなく、学園の生徒たちにも届きます。
彼女の情熱と、これまで以上に大好きを叫ぶ場所に飛び込んで行く、そんな決意の歌に感じました。
虹ヶ咲学園スクールアイドル 同好会 優木せつ菜でした!
その叫びは、再起ではなく一つの始まりでした。始まりの瞬間をこんなに多くの人たちと共有できるのはとても素晴らしいことだと思います。
優木せつ菜の始まりは同時に、同好会の新たなスタートでもありますね。
本当に彼女たちの歩む道が毎回気になりますが、こんなに熱い気持ちになるのはここだけかもしれません。
『おかえり』を言われる瞬間を画面で待ち続けてきたので涙腺がやばいシーン。
せつ菜にとってこの場所が、同好会の原点。その場でスタートを切った彼女を止めるものはもういないです。
終わり
第3話、あっという間に終わってしまいました。それだけ見入っていたのかも知れません。
内容は第二話と共通する部分が多かったですが、せつ菜が大好きを貫くためにどういう選択をするべきなのか?結局は自分では中々見つけられない答えに近づく話だと思いました。
それにしても、ここまで果林さんがある程度計算していたとしたら本当に読めない……
そして、次回第4話『未知なるミチ』いよいよ愛さん回のようです。
今から緊張してますが、彼女がどんな未来を目指すのか見届けたいです。
それでは見てくださってありがとうございました!
以上、けーいちでした!