それぞれの色と夢の王国

f:id:kh-blog:20201013220329p:plain

はじめに

今週のこんにちは、けーいちです。

 

毎週感想を綴ろうと思い立ったアニガサキ。今週は第2話『Cutest♡ガール』についてです。

 

予告通り、かすみん回となりました。最初から最後までかすみんの表情や心から目が離せません。

 

それでは、よろしくお願いします。

 

 

 

冒頭

f:id:kh-blog:20201011095531p:plain

f:id:kh-blog:20201011095620p:plain

世界で一番のワンダーランド  そんな場所に行けると 思ってたのに

ワンダーランドと言えば中須かすみの代名詞とも取れるキーワードだと思います。

(それにしても、橋から景色をぼーっと眺めるかすみんの家出少女感というか、なんで彼女の装いはいつも何かを探し求めているように見えるんだろう?と考えてしまいます。)

 

 

かすみとせつ菜

 かすみさん! もっと振りを大きく、熱量が感じられません!

 

f:id:kh-blog:20201013184631p:plain

 

話は同好会での練習中に遡ります。もともと同好会は優木せつ菜主導で練習を行っていたようですが、彼女の厳しい練習と妥協を許さない姿勢からか、少しずつ関係がぎくしゃくして行ったようです。上級生から宥められてもせつ菜の姿勢は揺るぎません。

こんなパフォーマンスでは大好きな気持ちは届けられないと。

 

 

でも! こんなの全然、可愛くないです!!

f:id:kh-blog:20201013185844p:plain

 

かすみはずっと、可愛い自分を応援してくれる皆に見て欲しいと努力を続けてきました。

だからこそ、自分のやりたい事ができず、せつ菜の意志に反して反発してしまいます。初お披露目に目標を決めてからせつ菜はより厳しくなったように話していました。

おそらくここから同好会は休止、もとい廃部なってしまったのでしょう。

けれど、かすみは決して同好会を解散させたいわけではない事はこれまでの言動からもわかります。本当にかすみの言葉、動きひとつひとつに注目する話でした。

 

かすみんの野望

f:id:kh-blog:20201013191947p:plain

 

事実上廃部状態となった同好会を復活させるために奮起するかすみ。

しかし生徒会の根回しの早さに悉く妨害されてしまいます。

(むしろ泳がされているとも取れます。)

 

f:id:kh-blog:20201013192925p:plain

夢のためなら生徒会を相手取ることも辞さない姿勢ですが、同じ同好会メンバーのしずくは反発的な態度は取れないようです。逆に言えばここまで実行に移せるのが唯一かすみだけとも言えますね。

 

ここで気になるのは、何故かすみはエマと彼方連絡が取れなかったのか?ということです。後々明かされそうですが、かすみが単独行動に出た理由になるかもしれません。

 

侑たちとの出会い

f:id:kh-blog:20201013193637p:plain

 

せーんぱーい!スクールアイドルにご興味あるんですか?✨

 

自ら部長となって同好会を存続させようと意気込むかすみ。

たまたま近くをスクールアイドルの話をしていた侑たち通りがかります。

 

この一瞬で上級生と判断して即座に声をかける行動力はかすみらしさがあってとても好きです。

 

 

かすみん 最強に可愛いスクールアイドル同好会にしてみせますから!

 

f:id:kh-blog:20201013195225p:plain

 

特別な言葉ではないですが、可愛いを何よりも貫く彼女の姿勢は魔法のように

人を楽しい気持ちにしてくれる気がします。可愛いものが好きな歩夢とも基本的には話が合いそうですね。

 

 

f:id:kh-blog:20201013195941p:plain

f:id:kh-blog:20201013200016p:plain


そして今回もコッペパンが出ましたね、おそらくレモン塩カスタード…

字面だけで美味しそう…

アニガサキではコッペパンがトレンドかもしれないので今後も出るかもしれないですね。

(可愛らしさと先輩に賄◯を渡す強かさもかすみんらしい✨)

 

 

可愛いの道は厳しい

 

同好会復活のためには、部員集めが必須と考えたかすみはPR動画の撮影を提案します。

f:id:kh-blog:20201013201532p:plain


ここでスクールアイドルの先輩としてアドバイスをするかすみですが、突然のことで歩夢はうまく撮影することができません。可愛いものが好きといてもかすみと歩夢はだいぶタイプが違うのでかなり過酷な道だなあと感じました。

 

f:id:kh-blog:20201013202120p:plain

 

うさぴょん再来。恥ずかしさ全開の歩夢ちゃんは可愛いのですが、同時にあざとい可愛らしさは歩夢らしさではない照明にもなります。

(幼馴染は勝手にときめいているのもなんとも言えないですね。)

 

それぞれの夢

f:id:kh-blog:20201013202906p:plain

 

夕方、可愛いについて歩夢に宿題を出すかすみ

自然と以前の同好会の話になります。

 

元々は良好な関係だった同好会が、お披露目会に目標を決めてからピリピリしていたと。

この部分では侑の視点が入ります。かすみの可愛らしさとは対照的に、せつ菜のパフォーマンスは熱くカッコイイ雰囲気だったと。

そして、皆それぞれファンに届けたいものがあることを感じていました。

f:id:kh-blog:20201013203444p:plain

 

スクールアイドルにとって、応援するみんなは一番大切と言うかすみ

そのためにかすみは誰よりも可愛いを追求し続けています。

(何度聞いても嬉しくて仕方ない言葉です。)

 

ですが、不意に自分が歩夢に指摘していた事が、過去のせつ菜と重なってしまいます。

f:id:kh-blog:20201013203849p:plain

 

自分のやり方を押し付けられるのは嫌だと、かつてせつ菜のやり方に反発したかすみは歩夢に言った事に対して同じ気持ちを感じてました。

押し付けるのも嫌だし、押し付けられるのも嫌。シンプルな問題ですが深く悩んでしまうと前進も後退もできなくなってしまう悩みだと思います。

 

 

侑の柔軟さ

 

撮影をする日、かすみは侑に自分の悩みを相談しました。

しかし、侑はそれぞれやりたい事が違って衝突するのは仕方ないと言います。

それじゃあ同じ結果になるとかすみは言いますがそこへ自主練を終えた歩夢が合流します。

 

一歩一歩 頑張る私を見守ってくれたら嬉しいです

 

f:id:kh-blog:20201013210003p:plain

 

応援してくれる人を思い浮かべて自分なりの言葉で自己紹介をする歩夢

歩夢らしい姿を見て自然と笑顔になるかすみ。そして侑は

やりたい事が違っても大丈夫と言います。

 

うまく言えないけどさ、自分なりの一番をそれぞれ叶えるやり方ってきっとあると思うんだよね
その方が楽しくない?

f:id:kh-blog:20201013210640p:plain

 

お互いのやりたい事を主張し合っていたら、上手くいかないとかすみは思ってましたが、侑はそれぞれが大切にしている色をそのまま、皆で表現するやり方があると言います。

彼女の瞳には、みんなの個性が集えば見た事ない色(虹)が映るのかもしれません。

彼女の柔軟な発想、視点が同好会にどんな風を運んでくるのか本当に楽しみです。

 

 

色んな楽しいもカッコイイも、一緒にいられる そんな場所が本当に作れるなら

f:id:kh-blog:20201013211827p:plain

 

侑の言葉はかすみがずっと探し求めていた場所。

そんな場所なら自分の可愛いを全力で届けられると思えたのかもしれません。

 

ここでかすみの新曲『Poppin' Up! 』が披露されますが、可愛いを全世界に届けたい思いが凝縮された歌詞がとても可愛いです。風に乗ってどんな場所にも可愛いを届けられそうな衣装とお馴染みの旗がとても印象に残ります。

 

f:id:kh-blog:20201013212722p:plain

f:id:kh-blog:20201013212750p:plain

 

そこは絶対世界で一番のワンダーランドです

 

果林と生徒会長

かすみたちの裏で動いていたのが浅香果林でした。

生徒会室を訪れていた際に、生徒名簿を拝借し(無断で)優木せつ菜の名前がどこにもない事まで自力で調べ上げてしまいます。そして、せつ菜と面識があると発言していた生徒会長の正体にも感づく果林。彼女がなぜ今回ここまで大胆な行動に出たのかも非常に気になります。

 

次回も冒頭から目が離せそうにありません。

 f:id:kh-blog:20201013214211p:plain

f:id:kh-blog:20201013214233p:plain

 

終わりに 

今回の2話は、同好会の過去やそれぞれの持つ思いについて描かれていました。

違う絵の具の色が混ざれば、全然きれいな色にはならないのが普通の考えかもしれませんが

侑の視点を借りると虹の様にそれぞれの色を輝かせる方法がきっとあると思えてきます。

 

一度真っさらになってしまった同好会が、どの様な色で描かれて行くのか本当に気になります。

 

次回はおそらくせつ菜回『大好きを叫ぶ』熱く感動できそうな予感。

 

以上、けーいちでした✨

 

新しい世界、見ちゃいました

はじめに

こんにちは、けーいちです。

超久々にアニメの感想記事を書きます。

待ちに待った『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のTVアニメが放送されましたね。

毎週感じたことを記事として残していけたらと思っています。

リアルタイムでラブライブ!の感想記事を書くのはほぼ初めてなのでどんなものになって行くのか個人的にも楽しみです。

 

冒頭 

f:id:kh-blog:20201010032622p:plain

 

映し出されるお台場の風景と主人公 高咲 侑 の声が聞こえます

 

f:id:kh-blog:20201010042856p:plain

生まれた  トキメキ

f:id:kh-blog:20201010043034p:plain

 あの日から世界は 変わり始めたんだ!

f:id:kh-blog:20201010043659p:plain

 

冒頭のモノローグといえばこれまでのラブライブ!シリーズでお馴染みの演出ですね。

この言葉を紡いでいる侑がどれくらい未来にいるのかも少し気になります。

 

何気ない日常 

f:id:kh-blog:20201010050409p:plain

 

都会の高校に通う普通の高校生 高咲侑と幼馴染の上原歩

 


ショッピングの最中、『トキメキが足りないね。』と言う侑。

 

とても自然に言っていたので、おそらく彼女の決まり文句なのかもしれません。

同時に彼女が、常に『トキメキ』を求めているのではないか?ということが伺えます。

 

f:id:kh-blog:20201010051311p:plain

 

何気ない会話をしながら、ふとショーウィンドウの前で立ち止まる二人。

 

『これ 良いんじゃない?』と飾ってあった可愛らしい服を歩夢に勧める侑

 

f:id:kh-blog:20201010051801p:plain

 

けれど歩夢は子供っぽいと言ってあまり乗り気ではありません。

 

ここの会話から、二人は幼稚園の頃からの長い付き合いということが分かります。

 

恥ずかしさを感じ『子供っぽい服は卒業』と言う歩夢に対して侑は

『着たい服着れば良いじゃん』と言います。

 

この言葉に、歩夢の胸の内を理解しているからこその意味が込められていたかも知れません。

 

f:id:kh-blog:20201010052607p:plain

 

一緒に飾られている子供服を眺めながら幼少期の幼馴染を思い返す侑

あゆぴょんを可視化してくれてありがとう!!)

 

ここから二人は食事を取りに移動します(まだ始まって2分ほどなのに高咲侑ちゃんの声にどんどん愛着を感じてしまう不思議なシーンでした。)

 

コッペパン

f:id:kh-blog:20201010053543p:plain

 

売店コッペパンを買いベンチで食べる二人。

現実でコッペパンのキッチンカーは見たことがないので、ある意味貴重なシーンかも知れませんね。

お互いのパンをシェアしたり写真を撮ったりと

まさに今の高校生の生活が映し出されていました。

 

f:id:kh-blog:20201010053837p:plain

 

この後の予定について考える二人、これが彼女たちのルーティーンなんでしょうね。

『いつも通りテキトーに…』と侑が言いかけたところに何処から歓声が聞こえてきます。

 

スクールアイドルとの出会い 

 

歓声の正体は、スクールアイドルのライブに集まった人たちでした。

その視線の先にいるのは一人のスクールアイドル『優木せつ菜』 です。

 

f:id:kh-blog:20201010054945p:plain

 

一瞬俯くせつ菜。観客から

 

『あれ、せつ菜ちゃん一人? 

新しいグループのお披露目だったよね?』

 

との声が上がります。

 

恐らく、事情によってグループとして披露出来なくなったのかもしれません。

 

せつ菜は何も言いません。 しかし、そんな観客の疑問を振り払うように

優木せつ菜のライブが幕を開けました。

 

f:id:kh-blog:20201010060108p:plain

f:id:kh-blog:20201010060659p:plain

 

一応第一話はもう5回ほど見てるんですが、この『CHASE!』のシーンは何度見ても涙が落ちてしまいます。

現実でも、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会がライブをしたこの大階段

テレビアニメでもこの聖地が出てきた嬉しさと、どんな時でも大好きを、情熱を届けるせつ菜の姿に心を動かされてしまいます…

 

 

ライブが佳境に入ってきたところで、侑たちも会場に駆けつけます。

 

f:id:kh-blog:20201010063545p:plain

まぶたを閉じれば 何度だって出会える
高鳴る鼓動信じる未来を ここに宿す
世界が色づいて光りだす瞬間を
君と見たい その心がアンサー

f:id:kh-blog:20201010063621p:plain

 

その歌詞に呼応するかのように侑の眼前に広がっているのはスクールアイドルの情熱が形となったようなステージでした。

 

f:id:kh-blog:20201010064234p:plain

f:id:kh-blog:20201010064146p:plain

 

心に訴えかけるような熱い叫び、これが優木せつ菜のライブ

忘れていた情熱を燃え上がらせてくれるような感覚、このイメージをアニメでここまで持ってこれるのは素直に驚き感動しました。

 

f:id:kh-blog:20201010064625p:plain

f:id:kh-blog:20201010064654p:plain

 

情熱で世界を染め上げる、スクールアイドルの本気を見せつけられた二人。

 

 

ライブを終えるとせつ菜は会場を去ります。

 

呆然と立ち尽くす二人…

あまりの衝撃に他の事なんて考えられくなるのは、出会った時の運命かもしれません。

 

f:id:kh-blog:20201010065036p:plain

f:id:kh-blog:20201010065116p:plain

 

すっかり夢中になってしまった侑と戸惑いながらも頷く歩夢

初めてのトキメキ、自分はもう感じることはできませんが誰かのトキメキに呼応して

懐かしさと熱さを感じられるのはいつになっても素晴らしいことです。

 

二人はすぐ近くでライブ告知ポスターを見つけます。

f:id:kh-blog:20201010065516p:plain

f:id:kh-blog:20201010065601p:plain

 

そして、ついさっきまでライブをしていた優木せつ菜が自分たちと同じ高校の生徒だと知ります。

 

f:id:kh-blog:20201010065745p:plain

 

 ここでタイトルロゴがきました。青空に浮かぶロゴが、物語のスタートを予感させてくれますね。

 

翌日

 

f:id:kh-blog:20201010071232p:plain

 

一晩中スクールアイドルの事を調べていて寝不足な侑

 

暗がりなのであまりよく見えませんが、彼女の部屋は全体的にものが少なく色調も

シンプルに感じます。ここからどんどんカラフルに染まって行くのか、注目してみたいです。

 

f:id:kh-blog:20201010071611p:plain

 

対してお隣の歩夢の部屋はとてもカラフルですね。整理はされていますが、本や小物などが置かれています。(サスケもいるんだね✨)

 

このシーンから歩夢がもともとどんな物に惹かれるのか、なんとなくわかる気がします。

f:id:kh-blog:20201010071913p:plain

 

こうやって登校前にベランダで軽く話すのが日課なのでしょうか?

見ていてとてもホッコリします。(同時に羨ましい…)

 

そしていつものように学校に向かう二人

 

 

f:id:kh-blog:20201010073212p:plain

f:id:kh-blog:20201010073256p:plain

 

ここで驚いたんですが、廊下の掲示板がデジタル化されているんですよね!

時代に合わせたというか、非常に長いコンテンツになったんだなあと実感するシーンです。

授業を受けている場面でも、机の上にあるのはノート ではなくタブレットを一人一台置いていました。黒板はまだ出ませんでしたが、もしかしたらデジタル黒板かもしれないですね。

 

f:id:kh-blog:20201010122033p:plain

 

チャイムが聞こえるのと同時に何か思いうなづく侑。

ここから放課後のシーンに移ります。

 

 

スクールアイドル同好会を探して

 

 

f:id:kh-blog:20201010123026p:plain

f:id:kh-blog:20201010123953p:plain

 

先に待っていた歩夢と合流する侑。きっと普段から放課後は待ち合わせしているんでしょうね。いつもならこのまま下校するようですが、侑は寄りたいところがあるといいます。

 

何気ない会話なんですが、

 

侑の『ちょっと寄りたいところあるんだけど、良い?』に対して

『もちろん』と歩夢は答えるんですよね。

 

行き先を聞かずにOKするあたりが二人の仲の良さというか

相手のことを分かってるんだなあと思えるシーンでした。

 

f:id:kh-blog:20201010124922p:plain

f:id:kh-blog:20201010124949p:plain

 

歩夢の手を取り、一緒に駆け出す侑。

思い立ったらすぐ行動に移すいかにも主人公といった真っ直ぐさを感じます。

突然の事で戸惑いながらもどこへ向かうのか尋ねる歩夢に対して

『スクールアイドル同好会』と答える侑

 

f:id:kh-blog:20201010131206p:plain

 

歩夢は思わず立ち止まってしまいます。

『私、まだ…』と不安げな顔を見せる彼女に対して侑はスクールアイドルをことを沢山調べたといいます。

スクールアイドルに惹かれた事で、そのキラキラしたものが何か夢中で探してしまうという経験は僕も覚えがあります。そして、どの子も凄く輝いていて最高だったとスクールアイドルの素晴らしさを語る侑の眼差しも、同じ情熱を宿しているように見えました。

 

f:id:kh-blog:20201010132016p:plain

(ここ、ハイライトが♡になってるんですね。こんなにストレートに気持ちを表すことが出来る侑が眩しく、羨ましくも感じました。)

 

そして、特に凄かったのは昨日ライブをしていた優木せつ菜ちゃんと語る侑。

(歩夢の『ちゃん!?』がなんか可愛いですね。)

しかし、そんな人気スクールアイドル優木せつ菜は学内では神出鬼没の謎の人物と言われるようです。

 

侑の『ファンクラブとかあるのかな?次のライブ決まってるなら行きたいなあ』

という言葉が、完全に僕自身が初めてスクールアイドルに出会った時の感情と全く同じで無性に嬉しくなりました。

 

 

歩夢はもう二年生なんだからスクールアイドルを追いかける暇なんてないと言います。

確かに高校2年というと、少なからず将来のことを意識し始めるタイミングかもしれないですね。

 

しかし侑は、せつ菜の曲を聴いたら勉強も凄く捗ったと笑顔で答えます。

大好きなものからパワーをもらうと日々のこともいつも以上に集中できる、笑いながら伝える侑の表情がとても眩しくて素敵です。

そんな侑を見て歩夢も少し笑顔を見せます

 

f:id:kh-blog:20201010135537p:plain

 

f:id:kh-blog:20201010135939p:plain

 

いざ部室棟へ 

 

f:id:kh-blog:20201010140453p:plain

 

帰宅部の二人が部室等へ来るのは初めてのようです。

このシーンで改めて虹ヶ咲学園が超マンモス校だという事に気付かされます。

(今時マンモス校て言葉使うか分かりませんが)

 

そして、肝心のスクールアイドル同好会の部室が何処にあるのか知らない侑

 

どうやって探すか聞く歩夢に『かたっぱしから聴いて回れば良いんじゃない?』

と侑は答えます。

 

この答えが、彼女のいい意味でテキトーさ、思い立ったらまず行動するという人間味を感じられます。

 

f:id:kh-blog:20201010141042p:plain

 

最初に聞き込みに行ったのは流しそうめん同好会

このシーンから虹ヶ咲学園の同好会の幅広さが伺えます。

(夏季限定の同好会かな?冬はおでん同好会に変わるのかなあ?とかあれこれ妄想してました。)

 

それから何度も聞き込みを続けますが、肝心のスクールアイドル同好会の存在を知る者は誰もいません。(聞き込みをするうちに同好会の数だけでも100個以上あることを知ります。この学校は最早一つの町みたいだと以前から思ってましたが、改めてそう感じました。)

 

当てが外れて途方にくれる二人。侑はたまたま通りがかった一人の少女

天王寺璃奈に声をかけます。

 

f:id:kh-blog:20201010142311p:plain

 

立ち止まり二人の方を向く璃奈ですが、じーっと二人を見つめるだけ。

 

二人が戸惑っていると、そこに一人の生徒が声をかけます。

 

f:id:kh-blog:20201010142657p:plain

 

いつになっても推しの初登場シーンは世界が真っ白にきらめくような謎の感覚になりますね✨

(可愛すぎる…)

 

スクールアイドル同好会はここだよ

f:id:kh-blog:20201010143117p:plain

 この指をさすシーン。結構フロアの端の部屋ということが分かります。同好会の部室は見つけずらい所に敢えて配置されているんじゃないかな?と勝手に思っています。

 

f:id:kh-blog:20201010143300p:plain

侑達と同じ二年生の宮下愛は近くのマップを指差して教えます。

彼女はもともと部活の助っ人が出来るほど運動神経がよく、様々なコミュニティに顔が利く情報通という一面を持っています。何気無いシーンですが、もしかしたら彼女以外にスクールアイドル同好会を知る生徒はほとんどいないのかもしれません。

『ありがとう』と伝える侑に対して、『どういたしまして』と返し去ろうとする愛

困ってる人を放っておけない彼女らしい清々しさを感じます。

 

 

『スクールアイドルが好きなの?』

別れる前に、璃奈は二人に尋ねます。

人とのコミュニケーションが苦手な璃奈がどうしても聞いておきたかった事なのかな?と思うと、少し感じるものがあります。

f:id:kh-blog:20201010143810p:plain

f:id:kh-blog:20201010143833p:plain

 

『うん!』とはっきり答える侑と、『まだよく分からない』と答える歩夢

 

璃奈が二人の答えに何を感じたのか、気になります。

(余談なんですが、天王寺璃奈といえばキービジュアルでも素顔を隠す璃奈ちゃんボードがキーアイテムとなりますがこのシーンでは付けていませんでした。もしかしたらテレビアニメではまだボードが存在しておらず、今後誰かと作るのかもしれないなと思いました。期待してます。)

 

そして、二人はいよいよスクールアイドル同好会の部室へ向かいます。

 

遂に同好会へ

f:id:kh-blog:20201010145654p:plain

 

やっと部室前にたどり着いた二人。期待に胸を踊らせる侑と、何処か不安げに見える歩夢

(この歩夢の表情を覚えていると後々頷ける部分があります)

 

そこへ、一人の生徒が近づいてきます。

 

f:id:kh-blog:20201010150124p:plain

 

生徒会長の 中川菜々と申します

初対面にも関わらず二人の名前を知っていた菜々。

生徒会長ってそんな記憶力が課せられる役職んですか??

 

スクールアイドル同好会に、優木せつ菜に会いに来たと話す侑に対して、菜々は不意に

『彼女はもう来ません』と言い放ちます。 そして

 

『このスクールアイドル同好会は、ただいまをもって廃部となりました』

と言い、プレートを外してしまいます。

 

f:id:kh-blog:20201010150933p:plain

f:id:kh-blog:20201010151003p:plain

 

驚きを隠せない二人に対して、何処か悲しげな表情を一瞬覗かせる菜々。

誰も見ていない所で彼女は本当の気持ちを垣間見せているのかもしれません。

 

そして菜々はそのまま部室を去ってしまいます。

 

悔しさと悲しさが混ざったような表情を浮かべる侑と横で彼女の方を向きながら何も言えない歩夢

 

f:id:kh-blog:20201010151310p:plain

f:id:kh-blog:20201010151341p:plain

 

 

それぞれの日常

 

他の同好会のメンバーはそれぞれの日常に戻っていました。

 

明日もまた、同じ日が来るのだろう。 幸福は一生来ないのだ。   けれども…

 

f:id:kh-blog:20201010152302p:plain

f:id:kh-blog:20201010152327p:plain

 

演劇部にも所属している同好会メンバー、桜坂しずくは太宰治の作品【女生徒】の一節を練習してました。演劇一本に専念できると喜ぶ部長と浮かない表情のしずく。

この表情から、廃部が総意ではないことがわかります。

 

 

急がなきゃまたせつ菜ちゃんに…  ああ、もう怒られないんだっけ

f:id:kh-blog:20201010152743p:plain

f:id:kh-blog:20201010152812p:plain

 

同じくメンバーの近江彼方はとにかく眠ることが大好きな子です。

寝坊しても怒られないのは天国のはずなのに俯く彼方

彼方からこんな言葉が出るなんて思わず心配になってしまいました。

 

 

少し活動を休止するだけって話だったのに、廃部だなんて…
そんな顔しないで  力になれること、あるかしら?

f:id:kh-blog:20201010153740p:plain

f:id:kh-blog:20201010153804p:plain

 

スイスから留学中の同好会メンバー、エマヴェルデと彼女と同じ学生寮に住んでいる朝香果林

二人は以前から交流があるようです。

落ち込んでるエマを元気付ける果林の優しさがコーヒーのように優しく染み渡ります。

そして、部長のせつ菜と連絡がつかないこと 廃部が彼女の意向によるものという事が伺えます。

 

 

かすみんはやっぱり、諦めませんよ!

f:id:kh-blog:20201010154434p:plain

f:id:kh-blog:20201010154456p:plain

 

一年生の同好会メンバー 中須かすみは廃部を認めていません。

 

なぜせつ菜がスクールアイドル同好会を廃部としたのか。

もしかしたらかすみの行動でわかって行くかもしれません。

 

そして侑達もいつも通りコッペパンを食べていました。

(かすみんのシーンからのコッペパンの流れ、見事だと同時に作画が秀逸すぎてお腹空いて来ますね…)

f:id:kh-blog:20201010154904p:plain

 

f:id:kh-blog:20201010155124p:plain

f:id:kh-blog:20201010155149p:plain

 

学校に入るはずだからと励まそうとする歩夢に対して侑は『それはいいよ』と答えます。

 

なんというか、高咲侑という子は何処か割り切っているというかあるものをあるがままに受け入れようとする現代的な感覚を持ち合わせているように見えました。

 

同時に夢を追い続ける事はやはり大変なのだろうか?と思いを巡らせます。

 

自分の夢はまだないけどさ 夢を追いかけてる人を応援できたら私も何気が始まる! そんな気がしたんだけどな…  なんてね♪

 

f:id:kh-blog:20201010160101p:plain

 

スクールアイドルを応援する事で感じるトキメキ、何かが始まるワクワク

もう少しで見つけられそうな時にそれを手放すのはとても悲しい気がしますが、侑はそれも仕方ないと割り切れるのかのしれません。むしろ見ている側の方が熱くなってしまいそうなシーンです。

 

二人は帰りにまたお台場に寄ります。

昨日訪れていた雑貨屋も巡り日用品を見る二人。

そんな中、歩夢はふとまたショーウィンドウの前に立っています。

 

f:id:kh-blog:20201010160654p:plain

 

何か迷っているようですが、決意できない様子。

そのまま二人はまた明日お台場に行く約束をし家路につきます。

 

f:id:kh-blog:20201010160844p:plain

 

 

やりたい事

住宅街を歩きながら、ふと立ち止まる歩夢。それに気がつき振り向く侑

 

二人で始めようよ、侑ちゃん!

f:id:kh-blog:20201010161840p:plain

f:id:kh-blog:20201010161904p:plain

 

ライブのあと、自分もスクールアイドルの動画を沢山の見ていたことを明かす歩夢

侑と一緒で、スクールアイドルのキラキラにときめいていた事を伝えます。

歩夢が『スクールアイドルって、本当にすごい!』というんですが

本当にそれ…としか言えないんですよね。

 

そして、自分もあんな風にできたらなんて素敵だろうと憧れの気持ちを歩夢は伝えます。

 

せつ菜に会いたかった反面、会ってしまったら自分の気持ちが抑えられなくなってしまうのではないかとずっと不安を抱いていた歩夢。

 

『それでも動き始めたなら、止めちゃいけない。 我慢しちゃいけない』

 

わたし、好きなの!

f:id:kh-blog:20201010162744p:plain

 

歩夢は、今でもピンクや可愛い服が大好きで着てみたいと思っていました。

『自分に素直になりたい』と

 

そして今度は歩夢の方から侑の手をとります。

着たい服を着れば良いと言ってくれた侑に答えるように

f:id:kh-blog:20201010163355p:plain

f:id:kh-blog:20201010163443p:plain

 

そして、階段を駆け上がり 優木せつ菜と同じようにたつ歩夢

 

『わたし、スクールアイドル やってみたい!』

 

f:id:kh-blog:20201010163950p:plain

f:id:kh-blog:20201010164012p:plain



 大好きな親友の前で、芽生えた気持ちを叫び、歩夢は歌い出します。

生まれた夢を最初に見届けたが侑なのがなんとも素敵です。

 

そして歩夢の『Dream with You』が始まります。

 

f:id:kh-blog:20201010164801p:plain

f:id:kh-blog:20201010164933p:plain

 

 

ずっと目を背け、隠していた気持ちと向き合いたい歩夢

スクールアイドルと出会って、侑と一緒なら一歩前へ踏み出せると自分の思いを叫んだ歌に聞こえました。始まったトキメキを終わらせないために、全力の思いを侑に伝える歩夢

 

f:id:kh-blog:20201010165429p:plain

 

夢が始まる瞬間

わたしの夢を、一緒に見てくれる?

f:id:kh-blog:20201010165645p:plain

f:id:kh-blog:20201010165748p:plain


侑にそう言いながらパスケースを差し出す歩夢。同じ世界を一緒に見たいという彼女が精一杯の勇気を出したかけがえのないシーンだと思います。

 

 

もちろん いつだって私は、歩夢の隣にいるよ

f:id:kh-blog:20201010170312p:plain

f:id:kh-blog:20201010170339p:plain

 

歩夢の手を優しく取り、笑顔を見せる侑

 

彼女にとって歩夢が、夢を追いかける大切な親友に変わった瞬間かもしれません。

 

f:id:kh-blog:20201010170640p:plain

 

そしてEDに入ります。何気に第一話でEDが投入されるのはシリーズ初ですね。

楽曲の感想も別の機会にぜひ行いたいです。

 

f:id:kh-blog:20201010171054p:plain

f:id:kh-blog:20201010171114p:plain

 

最後に

久々の感想記事でしたが、どうにか書き上げる事ができました。

(次はもう少しコンパクトにしたいですw)

遂に動き出した通称アニガサキ スクールアイドルを応援したい侑と

スクールアイドルをやりたい歩夢という関係性が出来るまでがとても感動的に描かれていて1話目から正直涙腺が決壊してました。

これからどんな物語になって行くのか、真っ白なキャンパスに色が加わるように鮮やかな未来になる事お願って締めの言葉といたします。

ここまでご覧になって頂き本当にありがとうございました!

次回第二話は『Cutest♡ガール』かすみん回今から楽しみです✨

f:id:kh-blog:20201010171853p:plain

f:id:kh-blog:20201010171924p:plain

 

以上、けーいちでした!

宮下愛ちゃん推しとして

超絶お久しぶりに綴ります、けーいちです✨

 

タイトルの通り、ラブライブ!虹ヶ咲学院スクールアイドル同好会First Live “With You”

開催記念で宮下愛ちゃんのまとめ記事を書きました。ぜひ見て下さい!

(※スクールアイドルフェスティバルALL STARSのエピソードを含みます) 

 

f:id:kh-blog:20191215002941j:plain

プロフィール

〔友達系スクールアイドル〕

学年:2年生

誕生日:5/30

星座:双子座

血液型:A型

身長:163cm

3サイズ:84/53/86

イメージカラー:超オレンジ

声優:村上奈津実

 

 

○どんな女の子か?

虹ヶ咲学園内でもその明るさと人懐っこさで多くの生徒に知られています。

同好会メンバーを探している中、上原歩夢ちゃんの提案で同好会へ誘われます。

初めは乗り気ではありませんでしたが、既にメンバーだったかすみやしずくの言葉を受けてスクールアイドルへと挑戦していく事になります。

f:id:kh-blog:20191215004118j:plain

 

○楽しいことが大好き

とにかく常に色々な楽しいことを経験していくをモットーにしていて、初めは特定の部活に所属していなかったため同好会への入部も断っていましたがスクールアイドルとして見える景色に興味を持ち思い切って挑戦しています。

 

 

○直感を信じて進む。

彼女の素晴らしいと思う点は楽しそうなことを敏感に感じ取って、迷いなくその方向に進もうとするポジティブさです。

 

ワクワクセンサーが作動すれば正解(It’s Alright!)

直感を道しるべに歩けばいいじゃん(マチガイナイ!)

 

○常に楽しさを誰かと共有する。

そんな楽しいを追求している愛さんですが、その近くにはいつも一緒に楽しんでくれる友達がいます。

友達の輪を日々大きくしていく姿が好き✨

 

テンアゲでポジティブに

悩んでも意味ないし

一緒に楽しいこと探しに行こう

 

 

○友達作りの天才

彼女の最大の魅力はやはり友達の多さだと思います。

学内以外にも様々な知り合いがいて、友達の知り合いともすぐに打ち解けてしまうほど。しかし、決して何か特別なことをしているわけではないんです。

誰にも分け隔てなく明るく自分から話に行く。そんな当たり前でも中々できそうにないことを毎日積み重ねていって彼女は友達を増やしていってます。

 

『友達と喋ってるとこに友達の友達がきて

「こんにちは〜!」って挨拶して、

「こんにちは〜!」って返してくれたらもうお友達♪  みたいな?』

 

○いつもポジティブに、笑顔で自分から前へ

愛さんは非常にアクティブでいつも自分から声をかけて行きます。

彼女のエピソードで一番すごいと思ったものが知らない人に間違って声をかけてしまったという話。普通は『スミマセン』といってそのまま終わる人が多いと思います。

f:id:kh-blog:20191215083456j:plain

f:id:kh-blog:20191215083512j:plain

 

彼女は本当によく笑います。きっとその時間違って声をかけられた人も、笑う彼女を見て友達になりたいと思ったのかもしれません。失敗を失敗で終わらせず、出会いのきっかけに変えてしまえる素敵な笑顔の持ち主です。

 

○困っている人は放っておけない

誰でも困っている人は助けたいと思うかもしれませんが、彼女は他の人以上に困っている人に気づくのが早いです。道を渡れていないお婆さん、荷物をたくさん持った人、

そういう人をいち早く声をかけて手伝っているうちに、そこでも友達が増えていきます。

 

○見たことがなかった世界

『ねえねえ、スクールアイドルってさ、

みんなステージからああいうものが見えるの?』

f:id:kh-blog:20191215085634j:plain

 

初めてステージに立った時の言葉です。

これまでいろんな楽しい事に挑戦した愛さんですが、スクールアイドルとして見れる景色に感動しています。

 

『なにあれなにあれ!? あんな世界がこの世にあっていいの!?

愛さん、今までめっちゃ人生謳歌してる〜って思ってたんだけど、

その先があったわ…』

f:id:kh-blog:20191215090352j:plain

f:id:kh-blog:20191215090408j:plain

f:id:kh-blog:20191215090430j:plain

 

当然不安もありました。でもその先で見えた景色は、不安を吹き飛ばす勢いでした。

 

見てくれる人の笑顔や優しさに触れて、彼女の次の目標が決まりました。

 

『見てくれる人をもっともっと笑顔にしてみたい。

さいこーに楽しい気持ちになってもらいたい』

 

進め!! Going now Going now 強引にGO!!

ドキドキ 胸が鳴る方

難しい悩みは 今この場所に置いていけばいい

全てノリノリで乗り越えろ

時々不安だけど

チャレンジしなければ 始まらないよ

倒れたって 前のめり

その先へ その先へ

 

○愛トモを輪

 

作中で愛さんのファンによって愛トモというグループが作られています。

このグループの存在は愛さんのスクールアイドルとしての在り方をより明確にしていると思います。

 

いつかみんなでキャンプとかしてみたい♪

一人一人と話してみたい♪

 

愛トモの証としてのバッジを自分で作ったり、同じ気持ちの友達のためならどんな苦労も厭わない彼女の暖かさが伝わります。

 

 

 と、ここまでざっくりと綴ってしまいましたが

 

まだまだ彼女の魅力はたくさんあると思います。

動き出した虹ヶ先学園スクールアイドル同好会の中でどんな輝きが観れるのかとても楽しみです。

 

以上けーいちでした。  では1st Live参加してきます👏

堕天の波動は永久に羽ばたく

初めましてけーいちです✨

本日7月13日は津島善子ちゃんの誕生日です🎉

これまでしっかりとヨハネについて綴ったモノが無かったのでこの機会に書こうと思います。

 TVシリーズは簡潔に、主に劇場版の話中心に進めていきたいと思います。

 

Aqoursとしてのこれまで。(まずは一期より) 

f:id:kh-blog:20190711225718j:plain

f:id:kh-blog:20190711225730j:plain

津島善子という少女は一見すると中二病やイタイ人という印象。オカルトや超常的な

力に魅入られた自身を堕天使と象徴してきた。けれど高校に入学して、

このままではいけないと堕天使活動を一度は自ら終わらせようとする。

 

f:id:kh-blog:20190711225803j:plain

 千歌の誘いもありスクールアイドルとして活動することも考えましたが

あまり馴染めず、迷惑を掛けると感じて断ってしまいました。

f:id:kh-blog:20190711225825j:plain

 『入ってください、Aqoursに!  堕天使ヨハネとして!』 

 

f:id:kh-blog:20190711225837j:plain

『善子ちゃんは捨てちゃダメなんだよ!』

 

ステージの上で自分の好きを迷わずに見せられる事がスクールアイドルに必要な

事だと感じた千歌。それを教えてくれた善子には誰よりも自分らしさを

捨てて欲しくないと叫びました。

f:id:kh-blog:20190711225844j:plain

f:id:kh-blog:20190711225857j:plain

 こうしてAqoursとして正式に加入しスクールアイドル活動を始めました。

 

 

f:id:kh-blog:20190711234012j:plain

堕天使ヨハネを受け入れてくれた仲間と共に更なる高みを目指して挑んできました。

f:id:kh-blog:20190711234029j:plain

f:id:kh-blog:20190711234036j:plain

 

 

運命との対峙。

テレビアニメ2期5話『犬を拾う』

f:id:kh-blog:20190712012539j:plain

f:id:kh-blog:20190712012551j:plain

この話ではヨハネが大雨の中、一匹の犬と出会うところから始まります。

 

f:id:kh-blog:20190712012615j:plain

f:id:kh-blog:20190712012623j:plain

梨子の助けを借りながら面倒を見ていたのも束の間、飼い主が見つかり返すことに。

 

けれどどうしても未練が残る彼女はもう一度ライラプスと名付けた子犬に会いに行きました。

その中で善子は、薄々は分かっていても堕天使や不思議な力は本当に存在しないのか?

そう思っていた時、何かに引き寄せられるようにライラプスに出会った事を梨子に語ります。

f:id:kh-blog:20190712012639j:plain

 

ライラプスと思うような再会はできませんでしたが、短い時間をともに過ごした梨子は言います

f:id:kh-blog:20190712012657j:plain

『見えない力はあると思う。善子ちゃんの中だけじゃなく、どんな人にも』

『そうかな』

『うん!だから信じてる限り、きっとその力は   働いてると思うよ』

f:id:kh-blog:20190712012713j:plain

この出来事は、善子だけじゃなく梨子自信にも

不思議な力が導く運命を、信じる気持ちを与えてくれたような気がします。

f:id:kh-blog:20190712012735j:plain

f:id:kh-blog:20190712012750j:plain

 

 

 堕天使の不思議な力(魅力?)

二期5話でも不思議な力のことは触れられていましたが、堕天使ヨハネにはもっと自然な人を惹きつける魅力があります。きっと不器用でも自分を偽らずに表現したきた彼女だからこそ信じてくれる仲間ができたのだと思います。

f:id:kh-blog:20190712024905j:plain

f:id:kh-blog:20190712024912j:plain

f:id:kh-blog:20190712024919j:plain

二期11話『浦の星女学院』で、ヨハネに協力する梨子と花丸を見て特にそう感じました。

 

 

劇場版から感じたこと

f:id:kh-blog:20190712024951p:plain

f:id:kh-blog:20190712025041p:plain
ラブライブ!の決勝も終わり、3年生は卒業。

残った6人のAqoursは新しい学校に期待と不安を感じてました。

新しい学校で自分達が認めてもらうにはライブを披露するのが一番と考えましたが

肝心の場でミスをしてしまい思うような評価をもらえなかった6人

f:id:kh-blog:20190712025047p:plain

6人になったことでこれからの不安や3年生のいない寂しさで空回りしていると指摘されたAqours

 

自分たちの進むべき道を再認識するために、3年生のいるイタリアへ向かう決意をする

f:id:kh-blog:20190712024944p:plain

f:id:kh-blog:20190712025017p:plain

 

 

イタリアでのヨハネ

 

ご覧になった方はもちろんわかると思いますが、イタリアでのヨハネはとにかくテンションMAX!!ヨハネの聖地では勝手な行動をしていたものの、そのおかげで次の場所へ進むきっかけをつかむこともできました。

f:id:kh-blog:20190712025033p:plain

フィレンツェに到着してあたりのヨハネは、加速的に物語を進める重要なキーになっていたように感じます。天使ヨハネと改め、彼女の行動が6人を3年生のもとに導く(同時に鞠莉ママも導いていました)のも彼女らしい要素でした。

 

ヨハネの行動で3年生の居場所へのヒントをつなげることが出来ましたが、この劇場版は気持ちや願望で物語が進んでいく側面もあるように感じています。

ヨハネはいわば心のままに行動することを肯定してくれる象徴だと感じていたので

このようなシーンがあるのは本当に嬉しいです。

 

イタリアでの一件の中で成長してもう一度ライブをする!と意気込む6人。

実はそれを応援するのは浦女の生徒だけではありませんでした。

 

 

 

ヨハネであり続けたからこそ

 

イタリアから帰国後のAqours。ステージ案が決まり俄然前向きになる。

そんな中、講堂でのライブを見て協力したいと感じた静真高校の生徒3人が来てくれました。

 

実はこの3人、以前から堕天使ヨハネのファンでいつも配信を見てるほどでした。

 

突然の好意を寄せられ、赤面し逃走する善子。

しかし、それを遮る梨子と3人を近付けようとする花丸。

一件弄ってるようにも見えますが、この二人のおかげで

これまで自分が捨てずに抱き続けた堕天使という存在を、

これまでが無意味なんかじゃなっかったという事実を

受け入れることができました。

(BD発売したら擦り切れるまで見たいシーンです✨)

 

 肯定してくれるあなただから大好き

 

ここまで堕天使ヨハネ中心でさらっと書きましたが最後はどうして好きか。

 

理由は単純です。人が誰しも持っている自分にしかわからない感覚。

多くは気のせいと思ってしまえばそれでお終いかもしれません。

けどもし気のせいじゃなかったら?  そう思ったらとてもワクワクする。

こんなありふれてるけどいつしか無くしてしまいそうな感覚。

それを堕天使ヨハネは肯定してくれる気がするんです。

退屈なら思うままに自分らしく生きる。

けどあなたは一人じゃない。

そう伝えてくれてる気がする。

だから僕は津島善子ちゃんが、堕天使ヨハネが大好きです。

 

誰かを常に認めてくれるあなただから、これからも自分らしく生き続けて欲しい。

 

 

 今日からまた、より素敵な堕天ライフが続くことを願ってます✨


f:id:kh-blog:20190713235922j:plain

 

 

一番見たいステージ

皆さま、おはようございます✨

今日はいよいよ6/8となりました!!

書き始めた現在時刻は朝4時過ぎ、完全に早起きしすぎました笑

 

お手紙も書いたので、この時間をどう使おうかと思ったらやっぱりなにか書きたい

と思いました。    まあ直前も直前なので簡潔に。

 

皆さんそれぞれ今回のライブで特に聴きたい曲はこれ!!というものがあると思います。

僕はこの土壇場になってその曲がやっと分かりました。僕にとって一番聴きたい曲は『Belive  Again』です。

改めて自分で振り返りたいと思います。

 

幻の決勝戦曲、込められた想い

Aqoursの『Brightest  Melodey』同様この曲は幻の決勝戦として互いを競うための曲として、Saint  Snowの全てを集約した曲とも言えます。

 

きっとひとりじゃない 夢の中へ Go!!  迷いながら Ready? Go!

出だしから心を掴まれてました。大切な人が、競うライバルがいればひとりじゃない。

ならば迷いながらでも前に進む。  劇場版の鹿角理亞は走るシーンが印象的でした。

しかしその時の彼女は常に一人で迷い悩んでました。理想を高く持ち、努力を決して怠らない。

その理想は一人で追いかけるにはあまりにも大きく眩し過ぎるものです。

この冒頭で身近であれ思い出であれ、ひとりじゃない事の重要性を感じました。

 

やっとね 気がついたみたい?  あなたの中の消えない光 That's right!                                   どこへ行っても それは希望という名の羽だから Fly high!

ここからは聖良ずっと伝えたかった理亞への思いが込められています。

彼女はこの曲を歌うまで直接理亞へ想いを伝える事はしてこなかったのでしょう。

理亞を信じていたいと気持ちと、もう自分は手を出してはいけないという気持ち。

けれど理亞にとって聖良は、たった一人の姉でたった一人のパートナーです。

本当に迷った時に支えられるのは聖良ただ一人なんです。

自分はひとりじゃないとわかったからこそ理亞はSaint Snowを心に刻む事ができました。

その手助けをしてくれたのが他ならぬAqoursでした。

 

強さを求めたら 弱さも受け入れてみようよ My fault!                     余裕がない心じゃ 夢は遠ざかるのかも さあ 生まれ変わろう! 

理亞はずっと強さを、高みを目指すために自分の弱さから背を向けがむしゃらに走ってきたはずです。

辛い時ほど無理やり頑張ろうとするのは逆効果です。

実はこの部分については、田野アサミさんが昨年CDの収録時にあまり体調が良くなかったと言っていたのを思い出しました。そんな時だからこそ、自分を受け入れ信じる力がどれだけ重要かを感じ取れました。

夢を叶えるために、これまでを受け入れる大切さ。

 

新しくなれ 古い殻を破って 進め できるね できるよ 次の場所へ Dash!                   もっと 踊りたい Let's dance (yeah!)  dance(yeah!)止まらないよ Dance!!  

前に進む事が、弱さを受け入れる事がどういう事なのかを受け入れる理亞。

この部分の理亞の躍動感というか心の高鳴りが大好きです。

自分に言い聞かせるように、暗示のようにできると肯定感を宿す。

そして自分の想いも叫びます。もっと踊りたい、もっと歌いたい。

大好きな聖良ともっと歌いたい。

 

 

ここまでお互いの想いが綴られていましたが、サビからは二人の受け答えのように聴こえます。

 

Belive(Belive)  Again(Again)  すべてを抱きしめながら                   Belive(Belive)  Again(Again)  また始まるんだ Shout my song!                 本気だって言わなくって きっと伝わるよ 何度でも熱くなれ 自由になれ           Belive(Belive)  Again(Again) また始まるんだ (Yeah) Yeah!! (Yeah)         Ah 冒険は終わらないよ Let's go 

サビでは聖良から理亞に対する『何度でも自分を信じる事、これまでは決して消えない事を忘れないで!』という気持ち。

その想いに応えるように理亞が『何度でも熱くなる! 自由に羽ばたいてみせる!』と叫びます。何かが終わっても、また始める事はできる。けれどそれまでのことは決して消えない事を忘れてはいけない。 この部分は決して彼女たちだけではなくAqoursや、僕たちが何かを目指す時にも力をもらえるはずです。

夢を見る、叶える事を諦めない。

 

ではライブに行きます!  

まさかこのタイミングでこんな記事を書くとは思いませんでした笑

ライブ前に、自分が今回一番聴きたい曲はなんだろうと思っていたら記事を作っていました。

色々な方のブログを読んで、歌詞への想い、日常への想い、作品への想い。

様々な形を見る事ができました。

今回思いつきでしたが、こんな記事を書けたのはそんな皆さんのおかげです。

さあ、もう七時前!そろそろ最後の支度をして出かけます。

終わらない夢を見るために!!

次の煌めきへ向けて🌈

こんにちは、けーいち  というものです!

今回の感想というか、5thLIVEへの意気込みを4thLIVEのBDを視聴しながら書いています。

 

個人的に今回の5thLIVEは非常に思い入れの

あるLIVEになる予感がしているのです。

お話の半分は昨年の自分の事やこれまでのAqoursのLIVEで得たもの、劇場版との日々に

ついてサッと書き綴った物なのでお時間

ございましたらぜひ見ていってください

 

 これまでのLIVEについて 

まずは何故5th前に意気込みのような

ものを書こうと思ったのかを簡単に。

僕にとってのメットライフドームAqoursのLIVEを初めて見た場と言うのが一つの理由です。

 

Aqoursの1stLIVEは当時の仕事の関係でLVすら参加できませんでした。なのでどうにか休みを取れてLIVE初参加が叶ったのが2ndツアー埼玉の現地でした。

直前に1stBDを見ていたのもあり、とても熱く楽しめたLIVE。

特に終盤のMCで逢田梨香子さんの

『毎日学校や仕事が大変だと思うけど、

もう少しでAqoursのLIVEだから頑張ろう!

AqoursのLIVEで元気になれたから明日も

頑張ろう!  そんなふうに思って

くれるように頑張っています』

と言う言葉が最も記憶に残っていて、

自分の中での日々をしっかり生きる

活力になる程でした。

 

そして3rdツアー埼玉は念願叶って両日友人と現地で参加することが出来ました。

昨年と同じ場で参加して4thLIVEの発表も知れて、より一層生活に熱がこもっていました。

 

 

4thLIVEが自分にくれたモノ

 

続いては4thLIVEの時の話をします。

冒頭の通り、4th LIVEを見ながら

この感想を書いているのですが、

このLIVEは僕にとってAqours

ずっと応援すると一緒に楽しんでいくと

改めて決意できたLIVEです。

 

理由は単純なんですが、僕は4thは現地に

行くことは叶わなかった人間です。普段

前向きに生きている自身があっただけに、

この落選はかなりショックな出来事でした。

同時に昨年は夏終わりから体調を壊して、

仕事を変更せざるを得なくなり心身ともに

よくない状態が続きました。

最低限働く以外はほとんど家にいるような

状態が数ヶ月続きました。

かなり卑屈な気持ちにもなっていて、

一番行きたかった現地に行けない事実からも

逃避しようとしてました。

 

4thLIVE初日を何もせずに過ごし、

そのまま日を跨ごうとしていました。

その時、何故かわわかりませんが急に携帯を

取り気が付いた時には近くの映画館の

チケットをとっていました。   

一つ覚えているのは、

 

『このままは嫌だ……』と

いう直感のようなものです。

 

そして二日目当日、スクリーンに

映っていたのはこれまでと変わらず…

 

これまで以上に輝いているAqoursでした。

LVということなんて忘れて、

ただその姿を目に焼き付けていました。

 

まるで現地の最前にいるかのような感動が

押し寄せ、これまで落ち込んでいたことが

全てくだらない事のように思えてきました。

現地不参加はショックだったので落込む

自分を否定はしていませんでしたが、

そのせいで残された楽しさすら自分で

摘み取ってしまうところだったことに

ようやく気付きました。

自分の弱さのせいでAqoursから

背を向けていたこと、Aqoursは変わらず

ずっと輝きを届けてくれている事を

再認識したおかげで、どんな事があっても

Aqoursを応援し続ける決意が出来ました。

 

この日から少しずつ体調回復に向けて時間の

ある時にはなるべく外へ出て気持ちから

前を向く日々へと転換していきました。

その甲斐あって徐々に体調面も回復していき、

今年の2月頃には元の業種へと

復帰する目処が立ちました。

 

 

 

そして、現在に至るまで日々をともに

過ごしてくれたのが

劇場版ラブライブ!サンシャイン!!でした。

 劇場版と歩んできた新しい日々

 1月4日から公開となった

劇場版ラブライブ!サンシャイン!!

 

μ’sの時の事もあり、劇場版=完結編という

イメージが強かったので1回しか

見ないだろうなと思ってました。

けれどいざ蓋を開けてみたらこれまでに

通算30回も行く結果となりました笑

(普段からかなり映画は見にいく方

なんですが同じ作品を何度も見たのは

今回が初めてでした。)

2月から元の業種に復帰し新しい職場で

本格的に働き始めていて、新環境で

不慣れなことや不安な事、どうしても

うまくいかない事など山程ありました。

そんな自分にとって、現状を受け入れて

前に進むために劇場版の彼女たちの物語を

近くで感じていたいという気持ちがとても

強かったです。

 

どんなに元気や感動を得ても、やはり

現実の問題や生きづらさとは直面します。

これまでは、自分がもらった輝きを

否定したくなくて弱い自分を受け入れる事が

どうしても出来ずにいました。

けれど劇場版を通して自分の弱さも

受け入れる事が前に進むため、強く

なるために必要だと教えてくれている

気がしました。どんな状況でも、自分が

これまでもらった輝きや勇気はどこにも

消えてなくったりはしない。

 

誰だってきっと、

明日も輝ける✨

 

今でこそ新しい職場や業務にはだいぶ

慣れましたが、そこに至るまで

ラブライブ!サンシャイン!!そして

最近ツイッターで良くお話をさせて

いただいている方々の元気さに助けられて

いると改めて実感しています。

 

 

そして次の煌めきへ

 簡単にこれまでの事など書いてきましたが、

ご覧いただきありがとうございます!

 

いよいよ5thLIVE!!  今日が月曜なので、あと五日ですね✨

今回はどうにか友人と二日間現地に行けることになりました。

一年ぶりの現地、しかも同じ

メットライフドームで!!

自分にとってAqoursと初めて会えた空間で

にまた来れる事が本当に嬉しいです。

 

今という日々を健康に生き、一生懸命

楽しく働き、Aqoursを応援し続ける事が

できるのもこれまで輝きを届けてくれた

ラブライブ!    そして、元気をくれる

皆さんのお陰です!!

 

これまでの出逢いにに感謝を、

これからの出逢いに期待しながら

最高の、夢のような二日間にしていきます✨

LLSSのSS:夢の中の少女

この記事をのぞいていただき、

ありがとうございます!


日劇場版ラブライブ !サンシャイン!!

を見た時に不意に思いついた話です。


本文


千歌『なんだろう?ここ。

なんかふわふわしてる』


水中にいるような感覚の千歌


辺りを見回すと一筋の光が揺らめいていた。


その光は暖かく、近づくと

人のように見える


千歌『あのもしかして私の言葉、通じます?』


光は揺らめきながら何かを伝えようとしている


かすかに声のような何かが聞こえる


千歌『なに?なんて言ってるの?

えっと、触っても平気?』


千歌がゆっくりと光に触れようとすると

光の方から千歌の手を取った。


千歌『ふぇっ!?あの、えっと』


光は千歌の手を掴んだまま一気に

上昇する。そして千歌は水面から

顔を上げる


千歌『ぷはっ!   あれ?ホントに

水の中にいたんだ。でも、

息出来てたよ、なんで?』


困惑する千歌


???「それは夢の中だからよ」


千歌『え?』


千歌が振り向くとそこには、

同い年くらいの少女がいた。


少女「やっと、こうして話せた。」


千歌『やっと?』


???「そう、やっとよ」


少女は笑顔で答える


千歌『あ、わたし高


少女「知ってる。高海千歌さん♪」


千歌『え、なんで知ってるの!?』


少女「知ってるのはあなたの事

だけじゃないわよ」


少女「この町と人のことは

誰よりも知っているの」


千歌『へえ、私と同い年

くらいなのにすごいね

  ねえ、あなたの名前は?』


少女「私の名前は秘密。」


千歌『えー、なんで?』


少女「秘密と言ったら秘密よ」


千歌『へんなの。  



少女「あなた、スクールアイドルなんでしょう?」



千歌『うん、スクールアイドルだった、かな』



少女「そうか、もうじき高校生じゃなくなるのね」


千歌『うん、東京の大学に行くの。

幼馴染の曜ちゃんは水泳競技の強い

東京の大学に進学。

梨子ちゃんも東京の音大に進学するって。


あ、急に話してごめんね!曜ちゃんと梨子ちゃんって言うのは


少女「いいの。続けて」


優しく微笑む少女

その言葉になぜか安堵する千歌



千歌『うん。実は私ね、この先

なにをしたいのかがよく

わからないんだ。曜ちゃんや

梨子ちゃんみたいにずっと

取り組んできたこともないし。


2の時からは、そりゃあ全力で

スクールアイドルやってきたけど、

この先何をしたらいいかは

本当に分からない。

そんな気持ちでいいのかな?って』



少女「あなた、よく鈍感って言われない?」


千歌『え、なんで分かるの!?』


少女「ふふっ、本当にそうなの?」

少しからかいながら話す少女


千歌『もう、からかわないでよ!

結構悩んでるんだから』


少女「ごめんなさい。あなたが

とても大事な事に気づいてない

みたいだったから。」


千歌『大事な事?』


少女「そうよ、あなたはあなたが

思ってる以上になんだって出来るのよ、新しい夢だってきっと見つかるわ」


千歌『そう言ってもらえると嬉しいな。

何でだろう、あなたに励まされると

勇気が湧いてくる。


それに初めてあった気がしない。

ずっとずっと前から知ってるような』


少女「そう言ってもらえて私も嬉しい。

あ、そういえばまだ用件を

言ってなかったわ。

今日はあなたにお礼を言いたかったの」


千歌『お礼?なんの?』




少女「ずっと私を守ってくれて、忘れないでいてくれてありがとう。」




千歌『え



少女「あなただけじゃない、

皆んなが私を守るために

頑張ってくれた。時には涙を流し、

時には無茶もし続けた事、

全部見ていたのよ。」


千歌『もしかして


少女「みんなとお別れするのは

とても悲しかったけど、それ以上に

皆んなが私の名前を残そうと、

ずっと忘れないでいてくれたのが

嬉しかった。」


千歌『あなたは


少女「この前もライブしてたでしょ?」


千歌『うん、私たち三年生にとって

最後のライブだった。

お客さんもいっぱい来てくれたよ


少女「ええ私もちゃんと見てたわ。

とっても素敵だった、

きっとあなた達に憧れた人も

いっぱいいるはず。」


少女は1つの紙飛行機を手にしていた。


千歌『それ


少女「あなた達の想いは、

しっかり届いたわ」



徐々に夜が明けていく。


水平線が赤く染まり出し、少女の姿が

また光に包まれようとしている。



千歌『待って!』


少女に手を伸ばそうとする千歌



少女「絶対に忘れないで、

あなたは何だって出来る。 だって… 




私の事を救ってくれたんだもの


ありがとう千歌ちゃん








朝、目覚まし時計が鳴る音


千歌『ううん、あれ夢?

何の夢みてたんだっけ?』


時計を見て


千歌『あ、そうだ!曜ちゃん達と

待ち合わせ、10時だった!』



急いで支度してバスに乗る千歌






(今日は、私たち3人で一緒に

東京に出発する日。

と言っても、住むところも

通う学校も違うから途中までしか

一緒じゃないけど。



昨日まで、新生活がちょっと

不安だった。

けど、今朝起きてみたら不思議と

その気持ちは無かった。

何か夢を見た気がするけど

思い出せない。なんだろう



内浦から沼津に向かうバス


ふと窓の外を見る千歌




視線の先には、虹がかかった

浦の星女学院があった。



千歌『伝えにきてくれんだね、

ありがとうって……



行ってきます!』






沼津駅


曜『お、千歌ちゃん到着だね!』


梨子『良かった、自分一人で起きるって

言うから少し不安だったけど。』


千歌『えへへ、実はちょっと危なかったんだけどね』


曜・梨子『ん?』


千歌『なに?』


曜『千歌ちゃん、何か』


梨子『良いことでもあった?』








千歌『うん、大事な人と少しだけ話せたんだ!』


fin.





完全に思い付きの創作です!

ご覧いただき、ありがとうございます!!


私はこれから劇場版を観に行きます。

沼津で!!