それぞれの色と夢の王国

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はじめに

今週のこんにちは、けーいちです。

 

毎週感想を綴ろうと思い立ったアニガサキ。今週は第2話『Cutest♡ガール』についてです。

 

予告通り、かすみん回となりました。最初から最後までかすみんの表情や心から目が離せません。

 

それでは、よろしくお願いします。

 

 

 

冒頭

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世界で一番のワンダーランド  そんな場所に行けると 思ってたのに

ワンダーランドと言えば中須かすみの代名詞とも取れるキーワードだと思います。

(それにしても、橋から景色をぼーっと眺めるかすみんの家出少女感というか、なんで彼女の装いはいつも何かを探し求めているように見えるんだろう?と考えてしまいます。)

 

 

かすみとせつ菜

 かすみさん! もっと振りを大きく、熱量が感じられません!

 

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話は同好会での練習中に遡ります。もともと同好会は優木せつ菜主導で練習を行っていたようですが、彼女の厳しい練習と妥協を許さない姿勢からか、少しずつ関係がぎくしゃくして行ったようです。上級生から宥められてもせつ菜の姿勢は揺るぎません。

こんなパフォーマンスでは大好きな気持ちは届けられないと。

 

 

でも! こんなの全然、可愛くないです!!

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かすみはずっと、可愛い自分を応援してくれる皆に見て欲しいと努力を続けてきました。

だからこそ、自分のやりたい事ができず、せつ菜の意志に反して反発してしまいます。初お披露目に目標を決めてからせつ菜はより厳しくなったように話していました。

おそらくここから同好会は休止、もとい廃部なってしまったのでしょう。

けれど、かすみは決して同好会を解散させたいわけではない事はこれまでの言動からもわかります。本当にかすみの言葉、動きひとつひとつに注目する話でした。

 

かすみんの野望

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事実上廃部状態となった同好会を復活させるために奮起するかすみ。

しかし生徒会の根回しの早さに悉く妨害されてしまいます。

(むしろ泳がされているとも取れます。)

 

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夢のためなら生徒会を相手取ることも辞さない姿勢ですが、同じ同好会メンバーのしずくは反発的な態度は取れないようです。逆に言えばここまで実行に移せるのが唯一かすみだけとも言えますね。

 

ここで気になるのは、何故かすみはエマと彼方連絡が取れなかったのか?ということです。後々明かされそうですが、かすみが単独行動に出た理由になるかもしれません。

 

侑たちとの出会い

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せーんぱーい!スクールアイドルにご興味あるんですか?✨

 

自ら部長となって同好会を存続させようと意気込むかすみ。

たまたま近くをスクールアイドルの話をしていた侑たち通りがかります。

 

この一瞬で上級生と判断して即座に声をかける行動力はかすみらしさがあってとても好きです。

 

 

かすみん 最強に可愛いスクールアイドル同好会にしてみせますから!

 

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特別な言葉ではないですが、可愛いを何よりも貫く彼女の姿勢は魔法のように

人を楽しい気持ちにしてくれる気がします。可愛いものが好きな歩夢とも基本的には話が合いそうですね。

 

 

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そして今回もコッペパンが出ましたね、おそらくレモン塩カスタード…

字面だけで美味しそう…

アニガサキではコッペパンがトレンドかもしれないので今後も出るかもしれないですね。

(可愛らしさと先輩に賄◯を渡す強かさもかすみんらしい✨)

 

 

可愛いの道は厳しい

 

同好会復活のためには、部員集めが必須と考えたかすみはPR動画の撮影を提案します。

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ここでスクールアイドルの先輩としてアドバイスをするかすみですが、突然のことで歩夢はうまく撮影することができません。可愛いものが好きといてもかすみと歩夢はだいぶタイプが違うのでかなり過酷な道だなあと感じました。

 

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うさぴょん再来。恥ずかしさ全開の歩夢ちゃんは可愛いのですが、同時にあざとい可愛らしさは歩夢らしさではない照明にもなります。

(幼馴染は勝手にときめいているのもなんとも言えないですね。)

 

それぞれの夢

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夕方、可愛いについて歩夢に宿題を出すかすみ

自然と以前の同好会の話になります。

 

元々は良好な関係だった同好会が、お披露目会に目標を決めてからピリピリしていたと。

この部分では侑の視点が入ります。かすみの可愛らしさとは対照的に、せつ菜のパフォーマンスは熱くカッコイイ雰囲気だったと。

そして、皆それぞれファンに届けたいものがあることを感じていました。

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スクールアイドルにとって、応援するみんなは一番大切と言うかすみ

そのためにかすみは誰よりも可愛いを追求し続けています。

(何度聞いても嬉しくて仕方ない言葉です。)

 

ですが、不意に自分が歩夢に指摘していた事が、過去のせつ菜と重なってしまいます。

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自分のやり方を押し付けられるのは嫌だと、かつてせつ菜のやり方に反発したかすみは歩夢に言った事に対して同じ気持ちを感じてました。

押し付けるのも嫌だし、押し付けられるのも嫌。シンプルな問題ですが深く悩んでしまうと前進も後退もできなくなってしまう悩みだと思います。

 

 

侑の柔軟さ

 

撮影をする日、かすみは侑に自分の悩みを相談しました。

しかし、侑はそれぞれやりたい事が違って衝突するのは仕方ないと言います。

それじゃあ同じ結果になるとかすみは言いますがそこへ自主練を終えた歩夢が合流します。

 

一歩一歩 頑張る私を見守ってくれたら嬉しいです

 

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応援してくれる人を思い浮かべて自分なりの言葉で自己紹介をする歩夢

歩夢らしい姿を見て自然と笑顔になるかすみ。そして侑は

やりたい事が違っても大丈夫と言います。

 

うまく言えないけどさ、自分なりの一番をそれぞれ叶えるやり方ってきっとあると思うんだよね
その方が楽しくない?

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お互いのやりたい事を主張し合っていたら、上手くいかないとかすみは思ってましたが、侑はそれぞれが大切にしている色をそのまま、皆で表現するやり方があると言います。

彼女の瞳には、みんなの個性が集えば見た事ない色(虹)が映るのかもしれません。

彼女の柔軟な発想、視点が同好会にどんな風を運んでくるのか本当に楽しみです。

 

 

色んな楽しいもカッコイイも、一緒にいられる そんな場所が本当に作れるなら

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侑の言葉はかすみがずっと探し求めていた場所。

そんな場所なら自分の可愛いを全力で届けられると思えたのかもしれません。

 

ここでかすみの新曲『Poppin' Up! 』が披露されますが、可愛いを全世界に届けたい思いが凝縮された歌詞がとても可愛いです。風に乗ってどんな場所にも可愛いを届けられそうな衣装とお馴染みの旗がとても印象に残ります。

 

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そこは絶対世界で一番のワンダーランドです

 

果林と生徒会長

かすみたちの裏で動いていたのが浅香果林でした。

生徒会室を訪れていた際に、生徒名簿を拝借し(無断で)優木せつ菜の名前がどこにもない事まで自力で調べ上げてしまいます。そして、せつ菜と面識があると発言していた生徒会長の正体にも感づく果林。彼女がなぜ今回ここまで大胆な行動に出たのかも非常に気になります。

 

次回も冒頭から目が離せそうにありません。

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終わりに 

今回の2話は、同好会の過去やそれぞれの持つ思いについて描かれていました。

違う絵の具の色が混ざれば、全然きれいな色にはならないのが普通の考えかもしれませんが

侑の視点を借りると虹の様にそれぞれの色を輝かせる方法がきっとあると思えてきます。

 

一度真っさらになってしまった同好会が、どの様な色で描かれて行くのか本当に気になります。

 

次回はおそらくせつ菜回『大好きを叫ぶ』熱く感動できそうな予感。

 

以上、けーいちでした✨