負けないと決めた時からあなたはライバル
みなさんこんにちは、DiverDivaです!!👠🙌
嘘です、けーいちです。
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会テレビアニメ2期4話放送されましたねえ✨
宮下愛さん推し、DiverDiva推しとしてとても心を惹かれる回でした。
だいぶ遅くなりましたが感想を語って参ります!!!
※以下所々敬称を省く可能性がございます。 大銀河連邦宇宙千葉支部より
『気づけば 時が早過ぎて切なくなって』
『何もかも君とだから楽しくなる
これから未来がどんな色で光っても』
愛さんが届けたい人
QU4RTZのユニットライブで予想以上の反応を得て喜ぶ同好会。
この勢いに乗って来たるスクールアイドルフェスティバルも成功させようと意気込みます。
そんな中一人手をあげ、オンラインライブがやりたいと言う愛。
コメントの中にある遠方や様々な事情で会場に来れない人たちも楽しめるライブを考える愛。同好会の皆も協力します。
このオンラインライブという形式が定着して現実ではもう二年近く経ちますね。伝えたい想い、見て欲しいステージを離れたところ、場合によては海の向こうの人々にも届けられるこのスタイルは『楽しい』をみんなと共有したい愛さんならではの発想だと思います。スクスタでオンラインライブを提案したのは璃奈でしたが、テレビアニメでは愛発案なのもなんだか二人の親近感を感じられて良いですね。そして、愛さんがこのライブを見て欲しい人、スクスタをプレイしている人であれば明確にひとり心当たりがあると思います。
ユニットライブにも挑戦したいと意気込む愛に対して、競い合う方が性に合うと言う果林。
ここではまだ互いに少し対照的な部分が見えるのみですね。
親愛なるキミに見て欲しい
ショッピング中に偶然愛と出くわす果林。
昔から姉妹のように一緒に育って来た川本美里を紹介されます。
やっと美里さん登場ですね!!!動いてる!!!😭(当たり前)
一期は愛さんたちが画面の中で動いていることに感動してましたが、2期では彼女たちにとって親しい人達ともこうやって出会えるのがとても嬉しいですね!
実は今日は美里の退院祝いだと言う愛。二人の時間をとってしまわないかと遠慮がちな果林ですが、3人で盛り上がろうと言う愛と美里。せっかくのお祝いならたくさんの人ともっと楽しむを追求する彼女らしい言葉ですね。
基本的に遊んでいるのは愛と果林の二人で美里は後ろで二人を見ている構図が多いですね。
ボウリングの点数からも、彼女がまだ病み上がりであることがうかがえると思います。
『凄いのね 二人とも……』
スクールアイドルとしてどこでも人気者の愛、同好会でのレベルの高さを果林から聞いた美里は不意に呟きます。その言葉は、とても距離感を感じるものでした。美里が見せた表情が気になる果林。
彼女は日頃人から見られる仕事している分、他人を見ることにも長けているのかもしれませんね。特に何かから目をそらしている人を見ることに。
オンラインライブを計画していることを美里に伝える愛。もちろん見ると笑顔で答える美里にさらに笑顔になる愛。愛がオンラインライブを言い出したのが美里のためだと察する果林。
それもあるけれど、より多くの人に楽しんで欲しいと答える愛。
実は小さい時は泣き虫で人見知りだったと打ち明ける愛(放送時、衝撃で巻き戻せないのに巻き戻しボタンを押してました笑)
けれど美里に色々な楽しい時間を貰ったことで笑顔になって友達がたくさん出来た、体を動かすことも大好きになった愛。
楽しさは人は笑顔になる。笑顔は人を変えるし連鎖していく。「楽しいの天才」で彼女が歌っていたことは、他でもない愛さん自身の実体験から来るものだったんですね。「楽しむ」ことで変われたから周りのみんなにも楽しいを共有したい。そして変わるきっかけを作ってくれた美里に、今度は自分がお返しする番だと語ります。
しかし、それ以上笑顔を見せない美里が気がかりな果林。
スクスタをプレイした人なら、この時の美里さんの違和感には気づくと思います。
果林さんと同じく、愛さんに何かを隠している彼女の違和感に。
その裏ではスクールアイドルフェスティバルの開催準備が生徒会主体で進められています。
実現にはフェスの運営を担う同好会と実行委員のまとめ役となる責任者が必要。
そのポジションに栞子を推薦する生徒会、そして彼女は役目を引き受けます。
今後の物語に栞子がどのように絡んでいくのか一層気になる瞬間でもありましたね。
『(私には)あなただけだった。』
偶然書店で美里を見かける果林。彼女が元々は海外で働くことを夢見ていたことを知ります。
その表情は誰が見ても分かるような作り笑いとでも言うのでしょうか?とても無理をしているように感じます。それを見抜いていた果林。無理して笑う必要はない、特に長い付き合いの愛の前では素直な気持ちを伝えても良いんじゃないかと伝える果林。けれど今スクールアイドルを全力で楽しんでいる愛に余計な心配はせたくないと答える美里。
『すごいね、愛ちゃんも果林ちゃんも。歌って踊ってたくさんの人を笑顔にして……』
その表情と言葉には、二人への憧れと同時に自分には出来ないことだとなにかを諦めているのが伝わります。けれどこれ以上かける言葉が見つからない果林。かけたい言葉があるのかもしれませんが、自分がそこまでして良いのか?とも考えているかもしれませんね。
そんな折、愛から連絡があります。
美里の違和感に気づいていた愛。入院中も笑顔を絶やさなかった彼女が、退院後はどこか物思いにふけっているように感じていました。果林からもそんな違和感を感じていたことを聞くと直接会って話そうとしますが、制止されます。
きっと今までもたくさんの人にそうしてきたように、悩みを聞いたり励ましたり一緒に遊ぼうと思っている愛に対しそっとしたほうが良いのではと提案する果林。
けれど悩んでいる美里を放っておく事など出来ないと、彼女の元へ向かう愛。それをただ見つめる事しかできない果林。
愛さんらしい行動ですが、今回に限ってはその行動が物語を不安にさせるようにも感じます。
そしてこの回では美里さんを思うあまりどこか焦っている愛さんの声がとても丁寧に表現されているように感じます。大切な人だからこそ、よりその人を思う事で焦りのようなものを感じる。村上奈津実さんのお芝居から、そんな見た事ない愛さんらしさが出ていたように感じます。
悩みを打ち明けて欲しい、自分位は何ができるか教えて欲しいと美里につ会える愛ですが、
して欲しいことが思いつかないと答える美里。長い入院生活を送るうちに、友達も疎遠になっていってしまいますが愛だけはずっと自分を励ましてくれて、彼女の唯一の支えでした。
そんな愛がスクールアイドルというやりたいことを見つけてどんどん進んでいく姿が眩しく、同時に自分には何もない。どこへも行けないと感じてしまう美里。いつしか楽しい気持ちもわからなくなってしまったと言われ、愛はどれほどショックだってでしょう。
自分が変わるきっかけをくれた人が、楽しい気持ちを忘れてしまった辛さ。
ずっと支えだった人がどんどん先へ進んでいく姿が眩しく、自分はちっぽけで何もできないと感じてしまう辛さ。互いの辛い気持ちが、関係に大きな溝を生んでしまいます。
『無理だって言われる方が、』
同好会では着々とライブの準備が進められていきますが、美里のことがありすっかり落ち込んでしまう愛。彼女史上一番らしくない姿とも言えます。美里を笑顔に出来ないでいる事、彼女の気持ちに気付けないでいた事に自信を失くしてしまっているようです。そして自分がスクールアイドルを始めなければ……と考える愛、そんなことよりも今はオンラインライブをたくさんの人に届けるべきと励ます果林。目の前の目標を達成していつもの愛さんらしい自信を取り戻して欲しいという果林さんの願いのようなものを感じます。
『楽しいことを教えてくれたお姉ちゃんをアタシが傷つけた。
そんなアタシがスクールアイドルなんて出来ないよ!』
美里さんにとって愛さんが唯一の支えだったように、愛さんにとっても美里さんが笑顔になってくれていたことが前に進む、楽しむ原動力になっていたことがよく分かります。美里さんへの罪悪感を募らせる愛さん。自分から日陰に逃げ込んでしまう姿に果林さんが一番驚いたと思います。この物語では本当に僕たちがまだ知らなかった彼女たちの表情が垣間見えますね。辛いのですが、みんな生きているからこそ落ち込むし悩むんですよね。
そんな愛に対して、なら自分が代わりにライブをしてファンを全員頂くと豪語する果林。
美里もきっと私のファンになるに違いないと余裕な彼女にムッとする愛。
強引にも感じますが、いろんな言葉をかけてもダメだったこの状況だとかなり最前手にも感じます。挑発すれば、出来ないと言えば尚更宮下愛は食らいついてくると信じているようにも感じます。彼女なら自分で太陽のもとに走ってくると信じているかのよう。
本当はもっとスクールアイドルをやりたいと自分の気持ちを叫ぶ愛とその言葉を待っていた果林。誰一人傷つけずにいられる人なんていない、それでもあなたには太陽みたいにみんなを照らせる笑顔があると伝えます。このシーンは愛さんが自信を取り戻すのと同時に、改めて自分が自分を信じなければいけないという事に向き合う瞬間だとも思います。けれどそれをいきなり一人でできるか?と言われれば決してそうではないと思います。だからこそ、この後の愛さんの言葉が腑に落ちました。
『愛さんと一緒にステージに立って欲しい!』
気持ちを合わせるとかではなく、仲間でライバルとして同じステージで競い合いたい。
一人では届かなかった想いも、二人で競い合えばその衝撃がきっと届く。愛さんにとって自信が欲しかったというのもあるかもしれませんが、自分をここまで焚き付けてくれた果林さんへの精一杯の挑戦状にも見えますね。
その挑戦を真正面から受けて立つ果林。互いの負けない気持ちが互いを熱くさせ、最高のステージを見せる事ができるはず。誰も見たことがない超新星のようなユニットが爆誕した瞬間です。
(あなたの事だって)魅了してみせる
『やっぱり、無理だよ……』
自分が失くしたものを愛やみんなが持ってると感じるたびに惨めになっていく。酷い事を行ってしまったことを謝るために会場に来ましたが、自分には何かを始めるのは無理だと諦めてしまう美里。近しい人が輝いていて、逆に自分は何も出来ないと感じてしまった時ほど辛い瞬間はないですよね。こうなってしまうともう自分一人ではどうしようもないかも知れません。
どんどん人が集まって生き、いよいよ本番直前。愛はらしくなく緊張しているようです。
こんなありふれた姿が細かく観れるのもテレビアニメならではの良さだと思います。そんな彼女をそっと抱きしめる璃奈。
『大丈夫。愛さんなら大丈夫。』
この言葉が今の愛さんにとって何よりも支えだと思います。
自分を信じてくれる人がいる。彼女がずっと周りの人々にしてきたことが、やっと巡り巡って帰ってきたようです。彼女らしい表情を取り戻し、『行ってきます!』と笑顔で伝える愛さん。信じてくれる仲間、競い合うライバルがいるからこそ更に自分を信じられる。伝えたい人に伝えられると信じられるのでしょうね。
ついに開幕するDiverDivaのステージ。配信を見ている人々にも気持ちをぶつける二人。
配信って見ている側が感じている以上に演じる方々はちゃんと届いているかな?伝わっているかな?と不安と常に向き合っていると思います。それでも、彼女たちがスクールアイドルである以上、諦めずに前を向いて届くと信じて伝え続けるしかないんですよね。
『準備ができてない人?』と言われ自分のことのようにハッとする美里。けどそんな不安を遮るように二人は伝えます。
『明日から一歩でも、進んでみようって思えるような最高のライブを
するからっ!だからここのいるみんな!配信を見ているみんな!
笑顔になる覚悟は決まった!?』
『逃がさないわよ!』
共に頑張る仲間がいるから、競い合うライバルがいるから、笑顔にしたい人がいるから
スクールアイドルは最高のパフォーマンスができる。このライブを見ている全ての人に向けたDiverDivaからの挑戦状は、全ての人の心を、もう一度自分を信じる気持ちを焚き付けたと思います。
【Eternal Light】
歌唱においてもパフォーマンスにおいてもDiverDiva史上最高難易度に感じる一曲です。
互いに全力で競い合う二人だからこそ、そのぶつかり合う想いがみんなに届き見たこともない煌めきを感じさせるのかも知れませんね。
大切なひとを笑顔にするのは自分だと言わんばかりに競い合うDiverDivaの姿が銀河の彼方まで煌めくように感じる不思議な時間ですね。楽曲全体から伝わる二人の無敵感、これまでのDiverDivaの曲よりも更に強さを感じるアガる曲ですね。
気づいたら足が動いていたと語る美里。そうさせたのは他でもなく、彼女の中に残っていた自分を信じる、自分を信じてくれる愛に対する気持ちでしょうね。スクールアイドルから力をもらうと、「心が動き出す」というか、なんでもできそうな気がしてくるんですよね。自分で踏み出した美里さんならどんな夢だって叶えられると思います。そばでこんなに明るくまぶしく照らしてくれる月と太陽がいるのですから。
『負けたくない仲間でライバル!』
もう一度英語の勉強を始める決意をした美里。最後の劇伴曲がLook at me.なのも頷けますね。そんな美里に『何かを始めるのに遅いなんてない』とまるでかつての自分を自由にしてくれた言葉と似たエールを送ります。この時やっと二人はお互い遠慮せずに話せる仲になったのかも知れませんね。
今は、果林が目標だと語る美里。愛と切磋琢磨できるように人間になりたい。だから負けない。そんな美里からの挑戦状を受け取る果林の笑顔でこの話は一旦幕を下ろします。
この美里さんお言葉が大好きで、僕たちも普段スクールアイドルのライブを見てとても楽しんだ!感動したから明日も頑張れる!自分にも何か始められるんじゃないか?そんな明日を向く、夢を見るパワーをもらっているのだと思います。スクールアイドルもファンも、表現するものが違っていても、負けたくない!あの人のおかげでもっと頑張れる!互いにそう思えていたなら、立派なライバルになり得るのだと思います。だからこれからも全力で楽しむことを忘れずに生きていきたいですね。
終わりに
ここまでご覧になってくださりありがとうございます。推しユニット回ということでお台場で見ていましたが、だいぶ心がすり減りましたね笑
それでも自分がDiverDivaの二人に惹かれているもの、これまで知らずに貰っていたものに気付けた回でした。これからも二人や美里さんに負けないように自分なりの楽しむ気持ちを持ち続けていく覚悟ができた最高のお話でした。これからもDiverDivaを応援していきます。
byけーいち