変わる勇気(武器)は何処に?
どうも、けーいちです。今回の6話は初めて自宅以外でアニガサキを見てました。
寒い場所でしたが、とても心温まるお話でした。さっそく振り返っていきます。
繋がりたい
人と上手くコミュニケーションが取れない璃奈。
頑張って声をかけようとする度に表情が強張る彼女にこちらまで緊張する想いでした。
璃奈の目指すスクールアイドルは気持ちをつなげられる存在。目指している以上、まだ出来ていないという事でもあります。
このシーン、視界に映るのはみんな同学年の子なんですよね。みんな笑顔で会話している。
『友達になりたい』一番伝えたい気持ちを伝える事が出来ない璃奈。誰しも経験がある気がしますが、勇気が必要なときほど踏み留まってしまうのはわかる気がします。
璃奈はずっと一人で誰かと繋がりたい気持ちを抱き続けて、勇気を出す度に引き返してしまっていたのかも知れません。誰でも自分一人では解決できない事はありますね。
どーしたの?
そんな時に声をかけてきたのが愛さんでした。もしかしたら初めて上級生に声をかけられたのかも知れませんね。表情には出ません内心怖がる璃奈。そんな彼女の気持ちを察してか
『怖くないよ』と笑顔を見せる愛さん。彼女はどんな気持ちの変化も見逃さないのかも知れません。
『お友達といってください』と、持っていた割引券を前に出す璃奈。
同級生と話すのも難しい彼女にとって、二年生と話すのはより難題ですよね。
一瞬驚く愛さんですが、すぐに一緒に行こうと誘います。愛さんにとっては何気無い日常のコミュニケーションでしたが、この時の璃奈にとって太陽みたいな暖かさっだったかも知れませんね。初めて人と繋がる事が出来た。
そしてスクールアイドル同好会に加入しもっと沢山の人と繋がりたいと思うようになった璃奈は、変わるための決意をします。それにしてもコミュニケーション力が対照的な二人がであって同じ同好会に加入するというのは感慨深いですね。
変わるために
侑たちと遊びに来ている璃奈。とても楽しそう日常、これも一つの繋がりの形ですね。
偶然クラスメイトと会う璃奈ですが、友達になりたいという気持ちはずっと抱き続けていてまだ言葉にできていませんでした。同好会は学園内でも既に人気のようでみんなのPVを褒めてくれる同級生。璃奈のPVもよかったと言ってもらえましたが少し俯きます。
友達になりたい、踏み出すためキッカケとしてライブをすると宣言したのでしょうか?
もしかしたら同好会への気持ちを笑顔で伝えてくれる同級生たちを見て思い立ったのかも知れませんね。
急なライブ宣言に驚く同好会ですが皆で協力すると言ってくれます。
PVはキャラを使っていたからライブはどうしても自分の力で作り上げたいという璃奈の気持ちを汲み取りながら内容を決めていくことになりました。皆から放っておけない気持ちが溢れてて個人的にすごく好きなシーンです。
出来ないとやらないはなし
ライブに向けて特訓に励む璃奈。少しずつ練習の成果を見せて行きます。
MCを笑顔でやることにはまだ抵抗を感じていますがそれでもやりきるために、強い眼差しを向ける璃奈。この気持ちを受けているのがせつ菜なのがなんとも良いですね。
みんな自分ができる分野で璃奈をサポートして行きます。璃奈がここまで真剣に練習するのはライブを成功させる事と、ずっと一人で過ごしていた自分が同好会に入って皆と活動する毎日が楽しいから。表情には上手く出せなくても誰よりも純粋でsつい気持ちを抱いている璃奈。だからこそみんな全力で応援したくなるのかも知れませんね。
変われない自覚
同級生の前で、自分の言葉で友達になりたいと伝えようとする璃奈。しかし、ふと窓に映る自分の表情を見て愕然としてしまいます。
自分の思い描いていた笑顔が出せなかった璃奈。元気を無くしてその場を去ってしまいます。
どんなことでも、出来ないと自分で思ってしまった時ほど辛いことはないですよね。気持ちを閉ざして一人になってしまう璃奈。
変わる勇気(武器)は何処に
ライブ前日なのに練習に顔を見せなかった璃奈。皆心配になり自宅まで押しかけます。
こういうみんなの行動に、璃奈に対する放っておけなさを感じてしまうんですよね。
ダンボール越しに自分の気持ちを伝えてくれる璃奈。表情に気持ちを出すのが苦手で、いつも辛い気持ちをしていたこと。高校で変わろうと思っていたけど上手くいかず、そんな時愛さんにあって同好会にも入って少しずつ変わって行けたと感じていた。けど、やはり笑顔になれない。みんなには簡単なことでも璃奈は失敗することが怖くて心が苦しくなる璃奈。ずっと一人で戦い続けてきたんですね。
璃奈の気持ちをを聞いて、それでも璃奈の可能性を信じていると伝えるみんな。
璃奈には出来ることが沢山ある、その出来ることを活かせば良い。
ダメなところも武器に変えるのが一人前のアイドルだよ
かすみんがこの言葉を言うのがとっても良いですね。
みんなの言葉で自分ができることを見出す璃奈。
ダンボール越しに気持ちのやり取りをした彼女が得た一つの勇気の形。
笑顔のカタチ
ライブ当日、自分の大好きなものと繋がるための勇気を身に纏ってライブを行う璃奈。
自分ができることで笑顔のカタチを作った璃奈。ボードの裏の彼女の表情も少し変わっていることに、視聴者以外気づいていないのもなんとも言えない演出ですね。
クラスメイトからライブの感想を聞く璃奈。自分のパフォーマンスを褒めてもらった時の表情、とても嬉しかったでしょうね。そして笑顔のカタチを見つけて踏み出す勇気を出せるようになった璃奈。繋がる為の武器はずっと近くにあったんですね。
終わりに
3、4回リピートしましたが毎回泣いていた第6話。それだけ璃奈の気持ちが流れ込んでくるような不思議な回でした。ずっと一人だった璃奈が愛さんと出会って同好会に入り、自分の武器に気づくまでの過程がとても美しく描かれていました。これからのライブもとても楽しみになりました。
そして次回、第7話『ハルカカナタ』近江彼方回、というか遙ちゃんもいるんですね。
姉妹回になるのか含めて彼方にどのようなスポットが当たるのかとても楽しみです。
以上、けーいちでした。